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組織と自分どちらを優先するか葛藤する主人公 ストーリーパターン

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組織や集団をストーリーに扱ったパターンです。
 
人間は一人では生きていけません。
 
絶対に何かしらの組織の一員として
生きています。
 
会社や学校などは一般的ですが、
 
小さくは家族単位、
 
大きな括りでは
 
日本の組織の一人としての日本人という
組織単位などがあります。
 
そしてそのさまざまな組織は
 
その集団独特の目的を
叶える為に存在しています。
 
そんな組織や集団に
 
主人公が出会ったり、
入ったりすることによって
 
ストーリーが生まれる物語テンプレートです。
 
 

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組織と自分どちらを優先するか葛藤する主人公

 
 
1:新しく組織に新人として主人公が入る
 
 
2:主人公は、この組織はどういう集団として
 
機能しているのか、
 
概念やしきたりをに理解していく
 
 
3:主人公は様々な出来事を経験し、
 
組織の実体・問題・矛盾が徐々にわかってくる
 
 
4:主人公は組織の目的の為に自分を律するか、
 
自分個人の思いを優先させるかで葛藤する
 
 
5:組織と自分どちらを優先するか、
 
主人公なりの解答を出して生きる
 
 

アイデア

 
集団や組織のように大きな人数の人が関わってくると、
 
多数派の目的を叶えるために、
 
少数派や個人の目的は
 
犠牲になることもある
 
 

組織を扱う物語について

 
こういった組織を扱うストーリーでは、
 
主人公は自分の属する組織に
誇りや自信を感じている一方で、
 
組織の一員として生きるために
 
自分らしさや個性を押し殺すという
 
問題や悩みも抱えています。
 
このストーリーパターンでは
 
個人よりも組織を優先することは
 
正しいのか間違っているのか、
 
その是非を描いているわけですね。
 
どんな組織を扱うかで
 
作品の面白さの大部分が
決まってきます。
 
そして組織の個性や目的は、
それぞれの組織によって千差万別です。
 
殺し屋やギャングの組織。
 
戦国時代の軍団や近代の軍隊。
 
漫画やアニメなどでは
 
変なしきたりや伝統がある
変わった学校(萌えジャンルに多い)。
 
異能組織や退魔組織(中二病系?)。
 
妖怪組織に神々の勢力組織。
 
など、
 
本当に組織の種類としては
たくさんありますし、
 
アイデアとして
日々作り出されているものもあります。
 
個人と組織、
どちらを優先するのが
正しいのかは、
 
キャラクターの個性や
組織の良し悪しとの関係もあるので、
 
どちらが正しいというのではありません。
 
作者がどういった結末を用い、
 
読者に何を伝えたいかによって
 
組織か個人かを選ぶ結末は変わります。
 
殺し屋集団と医療集団では
 
個人を優先することの
是非も変わってくるでしょう。
 
要は、組織に関わった主人公に葛藤が生まれ、
 
そこにドラマやストーリーが
生まれる可能性があるということです。
 
組織のバリエーション
 
 
個人のキャラクター
 
の多様さで
 
無限の組み合わせができますよ。
 
是非、参考に考えてみてください☆
 

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