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興味深い物語の『世界観』『舞台設定』を作る方法3つのテクニック

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物語を作ろうとして
どのような世界観や
舞台設定にしようかと
 
悩むこともありますよね。
 
しかもありきたりな世界観ではなく
 
意外性や面白い設定がある世界を
作ってみたいと思う。
 
そういう新しい世界観を
自分で創り出せる方法を
まとめてみました。
 
物語の世界観を作る時の
参考にしてみてください。
 

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Contents

1:とことんエスカレートさせる

まずは前提として
思いついたアイデアに制限を
設けないことが大事です。
 
どんな突飛で整合性がないアイデアでも、
 
面白ければいいんだと
開き直っておくことです。
 
そして常識に因われないことが大事です。
 
その発想に制限を設けずに
アイデアを出す方法の一つに
 
『とことんエスカレートさせてみる』
 
とう方法があります。
 
普通のことや何気ない思いつきでも
とことんまでエスカレートさせてみたら
 
どのような世界や
設定になるのだろうかと
考えてみることです。
 
例えば、
 
現代では超能力を持っている人は
ごく一部の人だけに
限られていますが、
 
それが全ての産まれてくる子供に
何らからの超能力が備わっている。
 
そしてその超能力の
大きさや強さによって
人間の価値が決まってくる世界。
 
また世界の国々で
どのような強い超能力者を
たくさん持てるかで
 
国力や国々とのパワーバランスが
変わってくる世界。
 
こういった感じです。
 
これは超能力というアイデアを
エスカレートさせてみた
わけですね。
 
他にも、
 
人に運があるというのは
ある程度誰でもうすうす
感じていると思いますが、
 
その人の持っている運をとことん
エスカレートさせた時に
 
どのような世界や舞台が生まれるんだろう。
 
このように、
 
何気ないアイデアでも
とことんエスカレートさせてみたら
どのような世界になるのかを
考えてみることで、
 
意外性のある世界観が
思いつくことがあります。
 
当たり前で平凡なものでも
突き詰めて発想を飛躍させてみることで
 
思わぬ面白い世界観のアイデアが
見つかることがあります。
 

ポイント1.細かいリアリティ

エスカレートさせて世界観を作る上で
ここで一つのコツがあります。
 
とことんエスカレートさせてみる
ということは、
 
ある意味読者に大きなウソを
つくことになります。
 
あまりに荒唐無稽すぎたり、
中二病っぽい発想と思われると
 
その物語の世界に
読者が感情移入してくれなく
なるかもしれません。
 
そこで大ウソを受け入れてもらう
必要があるんですね。
 
その大きなウソを受け入れてもらうのに
有効な方法があります。
 
それは、
 
細部にリアリティを持たせる
 
ということです。
 
世界を構成する小さなところにも
本当に存在しそうだ感じる要素を
入れておくことですね。
 
その世界で生きている人々の
生活している姿はどのようなものか?
 
その世界の人々が抱えている悩みは
どのようなものか?
 
その国や団体はどのように治められ
運営されているのか?
 
そういった世界観や舞台を構成している
細かいところのリアリティを
 
しっかりと作りこんでおくことで
多いなウソも本当のことだ
感じられるようになります。
 
エスカレートさせたアイデアや設定を
本当のことのように
感じさせることができるのが
 
細かい部分のリアリティを追求すること
 
なんですね。
 

ポイント2.日記を書いてみる

その世界観にリアリティを持たせる上で
更に効果的な方法があります。
 
それは、その世界や舞台に
生活する人物になりきって
『日記を書いてみる』ことです。
 
日記を書く事によって
どのような細かい部分に
リアリティが必要なのかが
わかってきます。
 
そして、どのような世界なのかも
なんとなくハッキリとしてきます。
 
この日記を書いてみることで
その世界の生活がリアルに
感じられるんですね。
 
この方法は、物語の世界観を
外側から客観的に見渡してみて
作っていく方法ではありません。
 
実際に物語の世界観の
内側に入り込み
作ってみるという感じです。
 
世界観に細かいリアリティを
持たせるうえでも有効なので
 
是非その世界の人物になりきって
日記を付けてみてください。
 

2:アイデアを出しまくって絞る

次の意外性のある世界観を作る方法は
 
簡単に言えば
 
アイデアを出しまくって絞るということです。
 
具体的にステップバイステップで話していきますね。
 

ステップ1.小さな紙にアイデアを書く

まずは小さいカード上の紙や
ポストイットを大量に用意します。
 
そこに、まずはどんなくだらない
世界観や舞台設定に
関するアイデアでもいいので
 
書きまくります。
 
気をつけたいのは
 
一枚の小さな紙には
一つのアイデアを書く
 
ということです。
 
2個も3個も同じ一つの紙に
書かないということですね。
 
もうここではアイデアが
出なくなるまで書きまくります。
 
脳の中が空っぽになるまで、
 
水を含んだタオルを絞って
一滴の水ももう出ないというくらい
 
アイデアを出し切ります。
 
連想ゲームのように
出したアイデアから
連想されるアイデアを
次々を書いていくのもありです。
 
制限や常識は無視して
どのようなアイデアでも
とりあえず書き出しておきます。
 
脳の中の情報をアウトプットして
外に見えるように
全部出すという感じですね。
 
この書き出す作業は
やってみるとわかりますが
発想に制限がないので
だんだん楽しくなってきます。
 
アイデアを出せば出すほど、
新たな発想が数珠つなぎ風に
出てくるので
 
脳から快楽物質が出てくる感じになりますよ。
 

ステップ2.書き出しているうちにヒットする

量が質を生むという格言があります。
 
アイデアの量を出さないと
いいアイデアは生まれない
ということです。
 
野球バッターでも
ホームランを打つためには
数多くの空振りや凡打を
打つ必要があります。
 
数多くのアイデアを出している過程で
質の良いアイデアが
生まれることがあるんです。
 
だから
 
くだらないアイデアでも
とりあえず出しておくことです。
 
数多くのアイデアを出すことによって
はじめて良いアイデアが
出てくるものなので
 
平凡なくだらないアイデアを
出すことも無駄ではない
ということですね。
 
数を出しているうちに
アイデアのヒットが生まれてきます。
 

ステップ3.組み合わせる

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いろんなアイデアの断片が
書かれている紙やポストイットを
並べて全体的に眺めてみます。
 
何と何のアイデアを組み合わせると
新しくまた面白く意外性がある
アイデアにならないかな…
 
そうやって出したアイデアを
素材として
組み合わせをいろいろ変えてみて
 
新しいアイデアが生まれないか
考えてみます。
 
くだらないアイデアでも
組み合わせると
面白いアイデアになったりします。
 
何と何を組み合わせると
面白い化学反応が
起こるかを考えてみます。
 
『A+BでC』を作るという感じです。
 
ベタなアイデアでも
組みわせ次第で
 
面白いアイデアになるので不思議です。
 

ステップ4.オズボーンのチェックリスト

平凡なアイデアでも
 
『オズボーンのチェックリスト』で変換すると
 
意外性のあるアイデアに
生まれ変わることがあります。
 
これはアイデアを逆転させたり、
 
拡大させたりして
違ったアイデアを
得られる方法です。
 
詳しくはこちらで説明していますので
使ってみてください↓
 
この『オズボーンのチェックリスト』も
新しいアイデアを作る時に
使えるツールです。
 

ステップ5.誰でも予想できるアイデアは除外する

ここまでで世界観や舞台設定の
様々なアイデアを出し切ります。
 
質の良いアイデアや組合わせで
面白いアイデアになったものなども
並べてみます。
 
そして、その中から
 
他人が予想できるようなアイデアは
除外していきます。
 
今まで世の中にないような
意外性のある世界観や
舞台設定のアイデアを
使いたいなら、
 
この方法がオススメです。
 
まだ世の中に使われいないような
世界観のアイデアは
それだけでオリジナリティがあり
目立ちます。
 
だから出し切ったアイデアを
 
『誰でも思いつくようなアイデアを除外する』
 
という視点で絞り込んでみると、
 
あなただけの独特の世界観を持った
物語の舞台を絞り込むことが可能です。
 
他人が予想できないようなアイデアは
それだけて価値が高いですからね。
 
それは世界観や舞台設定だけで
読者を驚かせる可能生が
グッと高くなります。
 

3:設定の理由を考える

なぜ、その世界観のルールや
舞台設定ができたのでしょうか?
 
その理由を連想してみて、
原因を考えていきます。
 
どのような意外性を持った世界観でも
 
その世界が存在しているのには
何らかの理由や原因があるはずです。
 
その理由を突き詰めて考えていくと、
 
その世界のリアリティも出てきますし
設定で補足すべきことも
わかったきます。
 
理由をどんどん考えてみることで
 
更に新しいアイデアが
生まれることもあります。
 
「なぜ、なぜ、なぜ…」
 
「その理由は、その理由は…」
 
このように、
 
世界観を構成しているアイデアの
存在理由を
どんどん遡って考えてみることです。
 
そうすると
その世界のことが
より理解できて
 
世界観もハッキリとしてきます。
 
この理由を突き詰めて
考えてみることは
更にメリットをもたらします。
 
それは、その物語の世界や
舞台の歴史を作っていくこと
にもなります。
 
するとその世界観が
より厚みをもった
現実味を帯びたものになります。
 
より読者がリアリティを感じる
世界観になるということですね。
 
少し脱線しますが、
かつてあった高度な文明の
崩壊後の世界を描くと
 
すごく何でもアイデアが入る
使い勝手のいい世界観になります。
 
SFでもファンタジーものでも、
 
古代に失われた魔法や
テクノロジーということで、
 
突拍子もないアイデアでも
かつては存在しんだという説明がつき
 
その文明崩壊後の
物語世界では通用します。
 
脱線しました。
 
このように世界観のルールや
舞台の設定が
なぜ存在しているのかを
考えることで、
 
意外性のある世界観でも
しっかりと地に足が
ついたものになってきますよ。
 
⇒更に世界観や作品の舞台のアイデアを深めたいなら
を参考にしてみてください。

まとめ

興味深く意外性のある世界観を
発想する方法を見てみました。
 
まとめると、
 
1:エスカレートさせる
 
2:アイデアを出し切り絞る
 
3:理由や原因を考える
 
の3つになります。
 
ストーリーを作る上ではじめに
世界観をキッチリを
決めておくことにより
 
その世界や舞台の中で動く
主人公や人物たちが
 
どのような行動をとり、
悩み、またドラマを紡ぐのか
 
その範囲が決まってくる部分がありあます。
 
また世界観をしっかり作ってないと、
 
それがゆえにあとあと
ストーリーに矛盾が
出てくることにもなりかねません。
 
だから、ストーリーを作る前に
しっかりとした世界観を
作っておきたいものです。
 
またこの世界観を決めておくことにより
 
物語に登場させるキャラクターに
どのようなタイプが
合っているのかが
わかってきたり、
 
どのようなストーリーを
作ればいいのかが
 
わかってくることもあります。
 
世界観のや舞台設定を作るのも
ある意味ストーリー作りの
大きな要素の一つです。
 
だから面白く興味が持てる
世界観を作れる力を創作者として
身につけていきたいものですね☆

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