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最強クラスの敵・ボスキャラクターまとめ&所有能力

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漫画やアニメやゲームに登場する
強いボスや敵キャラは
強いインパクトを見るものに与えます。

それゆえに強烈な個性で
キャラが立っている人も
多いです。

そのようなインパクトある敵キャラに
どのようなキャラが存在するのかを
知っておくことは

キャラクター作りの参考にもなります。

またどのような能力やスキルを
所有してるがゆえに
強いのかを知っておくことで

自分で作る敵やボスキャラの
能力やスキルをどうするかの
参考や目安にもなります。

そこで漫画やアニメやゲームなどに
登場するボスや敵キャラで

強力な力や異能の能力を持って
強烈な個性を発揮しているキャラクターに
どのようなキャラがいるのか調べて
まとめてみました。

キャラクターの説明はWikipediaから
転載させてもらっています。

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Contents

最強クラスの敵キャラ・ボスキャラ・ライバルの概要と能力まとめ

藍染惣右介‐『BLEACH』

斬魄刀『鏡花水月』の力に加え、白哉との激戦で消耗していたとはいえ一護の『天鎖斬月』を指一本で受け止め速度でも圧倒し、副隊長級の死神はおろか同じ隊長格の死神 (狛村や日番谷、恋次など) や上級十刃(ハリベル)を詠唱破棄した鬼道や斬魄刀の一振りで容易く倒すなど他の隊長格の死神達を超越した戦闘能力を有し、その実力たるや計り知れない。霊圧は並みの隊長格の2倍はあるらしく、霊圧を発するだけでグリムジョーを圧倒し、織姫も目が合っただけで、体中の力が吸い出されるような感覚に陥り、浦原でさえも戦慄を覚えるほどであり、バラガン戦で短時間に2度も卍解を使用して消耗し片腕を失っていたとはいえ砕蜂の始解を自身の霊圧を以って封じたりもしている。また、戦闘能力だけでなく話術にも長けており、教唆や挑発によって相手の精神に揺さぶりをかけることも多い。

斬魄刀の名は『鏡花水月(きょうかすいげつ)』

能力解放に伴う形状の変化はないが、解放の瞬間を一度でも見た相手の五感・霊感等を支配し、対象を誤認させることが出来る「完全催眠」という能力を持つ。【卍解】は劇中未使用であり、最後まで使わなかった。

この能力により、護廷十三隊の隊長格を含むかなりの隊員を自らの催眠下におくことができ、暗躍に大いに貢献した。周囲には完全催眠により「流水系の斬魄刀で、霧と水流の乱反射により敵を撹乱させ同士討ちにさせる能力を持つ」と偽っていた。ドラマCD「騒乱前夜」では、この流水系の能力が味方までも巻き添えを喰らう危険性があるという理由で副隊長を集めて説明会と称して催眠をかけている。

この能力で自らの死を偽装し、特に雛森の精神を錯乱させた。偽装に関して卯ノ花は検査のため藍染の偽装遺体に最も長く触れていたこともあって違和感を覚えることが出来たが、催眠を解くまで誰にも完全に解明する事はできなかった(この時、鏡花水月で藍染の遺体に見えるように暗示が掛けられていた)。完全催眠から逃れる為には能力の発動前から刀に触れている必要があるが、この事実を知っているのは市丸だけである。また、視覚を通じて催眠状態に陥らせる能力であるため、盲目である東仙にだけは通用しない。さらに、8代目の剣八にも(具体性は不明だが)通用しないことが小説で判明している。格上の相手にも通用するらしく、陛下や自分より上と認めている山本総隊長のような強者に対しても通用した。

一方通行(アクセラレータ)‐『とある魔術の禁書目録』


学園都市第1位の超能力者(レベル5)。能力名「一方通行(アクセラレータ)」が通称となっている少年。アレイスターは彼を自身の計画の核となる「第1候補(メインプラン)」としている。

有する能力はレベル5の「一方通行(アクセラレータ)」。

運動量・熱量・光量・電気量など、体表面に触れたあらゆる力の向き(ベクトル)を任意に操作(変換)する能力。デフォルトでは重力や酸素などの生活に必要最低限の無害な力を除いた全てのベクトルを「反射(ベクトルの反転)」するよう、無意識下で設定している。放射線や低周波音など通常の人間では気付かない物も感知・観測できる。核兵器を打ち込まれても無傷のままでいられる[注 8]とされ、(一部の特殊例を除く)あらゆる兵器や能力を使った攻撃を反射するため学園都市最強の能力とされる。敵には一切の干渉を許さず一方的に圧倒する様はまさしく一方通行。前述のように能力使用に時間制限が付くようになる以前は、睡眠時も反射が適用され完全に隙が無く不意打ちも常時無効だった。

また、応用範囲も幅広い。周囲の物体を軽々投げ飛ばし小石を音速以上の速度で蹴り飛ばしたり、足元のベクトルを操作することによる高速移動や、背後に竜巻を発生させ飛行することも可能。相手に指先が触れただけで血液や生体電気の流れを操作し即死させる攻撃もでき、それを応用して打ち止めのウィルスを除去したり、自分の体内の電気信号を操作して髪などの成長速度を促進させたりもできる。大気に触れることで風全体を操作しM7クラスの暴風を発生させたり、空気を圧縮し原子を強引に分解させプラズマを作り出し、地球の自転エネルギーを一部吸収して強烈な破壊力の攻撃に変換するなども可能。

DIO‐ 『ジョジョの奇妙な冒険』

RAH(リアルアクションヒーローズ) DIO(1/6スケール ABS&ATBC-PVC塗装済み可動フィギュア)
非常に容姿端麗で、高い知性とカリスマ性の持ち主。極度の負けず嫌いで上昇志向が強く、どんな汚い手を使ってでも目的を果たそうとする狡猾な野心家である。

吸血鬼の能力
気化冷凍法
波紋法とは対極にある技。身体から水分を気化させて熱を奪い、触れた相手を一瞬にして凍らせる。波紋は血液のエネルギーなので、血管ごと凍らせることで波紋を起こせなくするために編み出した。波紋を防ぐためにディオの独自考案による技であり、他に使用した吸血鬼はいない。ディオは攻略不可能といわれた技「稲妻十字空烈刃(サンダー・クロス・スプリット・アタック)」を持つダイアーを気化冷凍法で破り、凍った彼を冷酷に砕いた。
第1部でのみ使用された。対戦型格闘ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』で第3部のDIOが第1部のディオに勝利した際には、「懐かしい技だ」と語っている。
空裂眼刺驚(スペースリパー・スティンギーアイズ)
眼球内の体液に高圧力をかけて圧縮し、弾丸のように飛ばす攻撃。第2部では吸血鬼化したストレイツォも使用し、彼により命名された。ジョナサンに身体が崩壊するほどの波紋の一撃を負わされたディオが執念により咄嗟に編み出した技であり、作中で使用した吸血鬼はディオと、その場面を目撃していたストレイツォのみ。直線に進むのみなので1度目は外し、2度目はジョナサンに致命傷を与えた。実は波紋を応用すれば防御でき、第2部ではジョセフの奇策により破られている。
気化冷凍法と同じく第3部では使用されていないが、対戦型格闘ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険』では必殺技として実装されている。原作では連射していないが、ゲームでは連射できる。ドラマCDにおいても名前を発して使用したことがあるが、実際にそうやって使用したのはストレイツォが最初である。
他生物のゾンビ(屍生人)化
牙や指先、血管針などから他の生物の血液を吸収する際、「吸血鬼のエキス」を注入してゾンビ化させて支配する能力。配下となった生物は理性が低下し、多くは凶暴な怪物となってしまうが、まれに知能を残したままゾンビになる者もいる。凶暴化しても変身前だった頃の記憶や嗜好は多少残っており、嗜好については理性のタガが外れて強くなる傾向がある。また、死体にエキスを注入することでゾンビとして復活させたり、人間と動物を合体させたゾンビを作ることもできる。エキスを注入せず吸血のみを行うこともできるが、その場合の相手は死亡する。
屍生人は吸血鬼の能力で生まれた存在なので、波紋や太陽光を受けると消滅する。また石仮面で吸血鬼になった者と違い肉体の再生の能力が無い。しかし屍生人が新たに屍生人を生み出すことは可能である。その場合は大元である吸血鬼の命令を受け付ける。
波紋使いは、少量ならば吸血鬼のエキスを注入されても体外へ排出することが可能。戦闘中にディオからエキスを注入されたジョナサンは、自らの力でエキスを体外へ排出している。
第3部では、自ら首を刎ねたヴァニラ・アイスに自分の血液を与えて復活させる描写があるが、これはポルナレフいわく「吸血鬼になりかけた状態」で、最終的にヴァニラ・アイスは太陽の光によって消滅している。なお、DIOに血を吸い取られて一時死亡したジョセフはDIOの死体から輸血することで蘇生したが、彼に奪われた血液を元の肉体に戻しただけなので、吸血鬼化せずに済んだ。
第5部のジョルノなど、人間の女性との間に生まれた息子たちには、吸血鬼の能力や特徴は受け継がれていない。

肉の芽
吸血鬼であるDIOの細胞。これを額に植えつけられると、以下の特徴が現れる。
– 脳を刺激され、DIOに対してカリスマに対するそれのような憧れの感情を抱くようになり、忠実に従う部下と化す。
– 肉の芽を埋め込まれた者は、数年で脳を食いつくされて死ぬ。
– 主であるDIOが死ぬと肉の芽は暴走し、埋め込まれていた者は知性の低い不死身の怪物と化してしまう。この時、肉の芽を埋め込まれた者がDIOの死を知覚することが、第4部で描かれた。
引き抜こうとすると動いて脳を傷つけたり、引き抜こうとする者に触手を伸ばしてその者の脳へ進入しようとするため、引き抜くにはよほどの高速さと精密さ、そして攻撃に屈したりうろたえたりしないだけの精神力が必要になる。承太郎とスタープラチナはその条件を満たしていたため、初登場当初はDIOの刺客だった花京院やポルナレフを肉の芽による支配から解放できた。
吸血鬼の一部であるために波紋の力で消滅するが、これは引き抜いた後の処置となる(単行本第13巻より)。同様に、太陽の光で消滅する(単行本第17巻より)。OVA版では、アヴドゥルのマジシャンズレッドの炎で焼き払われている。

DIOのスタンド
世界(ザ・ワールド)
【破壊力 – A / スピード – A / 射程距離 – C / 持続力 – A / 精密動作性 – B / 成長性 – B】(『JOJO A-GO!GO!』による)
タロットの21番目のカード「世界」が名前の由来。逞しい体つきをした人間型のスタンド。デザインの特徴としては三角形のマスクを被ったような顔、背中に付いたタンクのような物体、手の甲にはその能力を象徴するかのような時計のマークがある。
承太郎のスタープラチナと同様の近距離パワー型で、高いパワーとスピードを有する。なおかつ近距離パワー型の中では10mと長い射程を持つ。DIO自身「パワーも精密さもスタープラチナより上」「最強のスタンド」と豪語するほどである。拳撃によるラッシュ攻撃時の掛け声は「無駄無駄無駄無駄……無駄ァ!!」。
さらには、自分以外の「時を止める」ことができる(時間停止)。DIOはこの能力を「まさに『世界』を支配する能力」と形容している。初めは一瞬だったが、ジョナサンの体が馴染む度に停止できる時間が延長し、登場時で5秒、ジョセフからジョースターの血を吸血したことで9秒まで伸びた。直後に承太郎に倒されたが、DIO自身はさらに停止時間を延ばせそうだと実感している(時間が止まっているのに体感5秒という奇妙な表現になるが、DIO本人もそれを口にしている)。時を止めた場合、同じタイプのスタンドを持つ者以外はその間のDIOの動きを認識できないため、その間にDIO自身が動けば他者はDIOが瞬間移動をしているような錯覚に陥る。この効果を利用して、時間の止まった状態で承太郎の体の周囲に無数のナイフを投げつけ回避不能の状態を作り出したり、承太郎から距離を取った状態で攻撃できるため頭上からロードローラー(第3部OVA版ではタンクローリー)を叩き付けるなど、数々の攻撃を繰り出した。
エンヤ婆は「とてつもない力を持っている守護霊」「もっと動ける!」と賛辞している。後に、エンヤ婆の「弓と矢」により身につけたスタンド能力であるという事が判明した。
時を止められる「ザ・ワールド」というスタンドは、DIO自身の「時間の束縛から自由になりたい」という潜在意識の発露からであると、『JOJO A-GO!GO!』の作者インタビューで語られている。
スタンドのデザインは若干変更されている場合もあり、原作の第3部では筋肉質で肘と膝のパッドがハートの形になっているが、『JOJO A-GO!GO!』以降ではスリムな体型になり、パッド部分が「D」のロゴになっている。
荒木飛呂彦によると色味などをスタープラチナと対になるようにしており、初期の段階にボスとしてデザインされた。
カプコンのゲーム版では(要するにあくまでゲーム用に実装演出された結果なのだが)、邪悪の化身ディオ!!(影DIO)のスタンドととして、なじみきっていなかった不完全なザ・ワールドが登場する。名前は「WORLD21」で、スタンド像もシルエット(影)のみで下半身が無い。時間を止めることも可能である。

メルエム-『HUNTER×HUNTER』

ミラバト/シングル/バンダイ/【メルエム】/P/AS-002/紫/プロモ
キメラ=アントの王。
女王は『全てを照らす光』という意味を込めて「メルエム」という名前を付けた。先端に針がついた尻尾がある。小柄な体格で一人称は「余」。口癖は「二度言わすな」。
最終目的は地球の生物を「統一」し、キメラ=アントを更なる次元へと進化させること。
自らが種の全てを託された王であるという自覚と自負を持ち、非常に誇り高い。
NGLで誕生した後、レアモノ(念能力者)を捕食するため、直属護衛軍と巣から旅立ち、東ゴルトー共和国に進出。総帥を殺害し国を乗っ取る。500万人の国民に暴力を用いた「選別」計画を実行し、念能力者の軍隊を作ろうとする。
当初は暴君として振舞い、人間を家畜としか考えておらず、暴力による恐怖で支配する恐るべき王として君臨していた。
「選別」が始まるまでの暇つぶしとして、囲碁や将棋など盤上競技の名人を圧倒する。しかし、東ゴルトー発祥の遊戯「軍儀」の王者であるコムギに勝つ事が出来ず、無力で脆いコムギに自分が圧倒されたことで価値観が変化し、人間のコムギを「客人」として扱うようになる。コムギの存在によって人間の中にも少数ながら価値を認める存在がいると認識し、己の力を抑圧のためでなく、不平等な社会を破壊し、弱者を庇護して、理不尽な格差の無い世界を創設するために使うと決意した。しかし、この思想はあくまでもキメラ=アントという種族としての理想であり、決して人間とは相いれないという認識が存在していない。

オーラを食う能力(仮称)
レアモノ(念能力者)を食うことで、相手が持つオーラを取り込み自分のオーラとして蓄える。食った相手の念能力も使用できるようになり、その能力をさらに昇華できる。

赤屍蔵人-『GetBackers-奪還屋-』

GetBackers -奪還屋- 赤屍蔵人 下敷き
通称「Dr.ジャッカル」(映画「ジャッカルの日」から取られている)。史上最低・最悪の運び屋。常に黒衣を纏った謎の男。体の中にメスを隠し持ち、自身が望むと瞬時に手の中に現れる。放出したメスを回収する能力も併せ持ち、人を切り刻むのが趣味。好戦的かつ戦闘凶な性格。銀次の天敵(1人目)。銀次を気に入り、彼を弄ってからかったりしている。自分の血が混じればどんな物でも武器になる特異体質。
仕事の価値は「仕事の過程が楽しめればそれでいい」という程度のもので、仕事の過程で現れるだろう強い横取り屋、奪い屋などと戦うことを目当てとしている。仕事の捉え方もあいまいで、「対象の人間をあの世へ運ぶ」名目で暗殺を請け負うこともある。
漫画では、奏蝉丸とは古くからの知り合い。他人の死は数限りなく見てきたが、己の死をイメージできない。幾度となく深手を負っても、すぐに治る。彼の能力には血液の特性が非常に重要である。あらゆる面で意味深な人物。
バビロンシティと無限城セカイを行き来できる。バビロンでは「赤羽蔵人」の名で外科医を営んでいる。(元)戦場医で、とても大切に思っていた少年を救えず、戦場の忌まわしく悲しい現実を前にして、神を呪い絶望に沈み殺戮に至る力を求め、意志の力を知り生死を越えた超越者となった。瞬間移動かと見まがうほどの俊足(「赤い闇」で追っている模様)。

特技
赤い雨(ブラッディ・レイン)
経験則で相手の動きを読み、相手の動く先へ雨の様に大量のメスを降らせる技。
赤い十字架(ブラッディ・クロス)
片手に十字を煌めかせると同時に、相手の体を十字に切り裂く。
赤い剣(ブラッディ・ソード)
自らの血液を凝固させた剣で相手を斬り刻む技。主に蛮や雷帝、蝉丸などの強敵に使う。
赤い盾(ブラッディ・シールド)
メスを円形に配置して盾を作り、敵の攻撃を防ぐ技。
赤い暴風(ブラッディ・ハリケーン)
大量のメスで相手を囲み攻撃する技。軍艦島で蛮に使用した。
赤い奔流(ブラッディ・ストリーム)
血飛沫から生まれた大量のメスを相手に打ち出す技。赤い暴風と同様、軍艦島で蛮に使用。
赤い射手矢(ブラッディ・サジタリアス)
数本のメスを超高速で相手に打ちつけ、磔にする技。奏蝉丸に赤い十字架(ブラッディ・クロス)とのコンボで使用した。
赤い分身(ブラッディ・アバター)
自らの血液から無数の分身を作り出す。鏡形而に使用。鏡像と違い全ての分身が100%の力を持っているのが強み。
赤い闇(ブラッディ・ダークネス)
血液で出来た影が敵を襲う技。無限城の来栖征戦で使用した。相手の影から出てくる事も可能。彼の有する瞬間移動とも思える速さは、これである可能性も考えられる。
赤い杖刑(ブラッディ・スティック)
赤い射手矢(ブラッディ・サジタリアス)のように数本のメスを相手に打ち出す。対来栖柾戦で使用。
赤い槍(ブラッディ・ランス)
血液から長い槍を作り出す。しかし蛮の一撃に粉砕される。

範馬勇次郎-『グラップラー刃牙』

「地上最強の生物」「オーガ(鬼)」「巨凶」など数々の称号を持つ。本作の主人公・範馬刃牙の父親にして、もっとも因縁が深い敵でもある。

巨大な北極熊を素手で屠り、軍隊の一つや二つを単身で壊滅する戦闘能力を持つ。強者を屠り去ること、丹念に鍛え上げられた強さを蹂躙することを至上の喜びとしており、趣味的に道場破りを行い、優秀なファイターを再起不能に追い込んでいる。その戦闘能力は国家軍事力をも上回るとされ、アメリカが勇次郎1人に対し友好条約を結ぶに至った。勇次郎の行動は24時間365日、米軍の偵察衛星によってビスケット・オリバ、純・ゲバルと共に監視されている。勇次郎が4km/h以上の速さで動くと衛星の緊急作動によって世界中のカーナビに送られてくる情報が70mずれると言われる。

彼を象徴する最大の特徴はその背中である。ストライダムによると、傭兵時代に絶え間ない殺戮の日々を過ごすうち、背中の打撃用筋肉(ヒッティングマッスル)が異常発達して行き、やがて鬼の貌に見える奇怪な形状に変化を遂げたという。以来、本気を出すと背中に鬼が浮かぶようになり、これが通名「オーガ(鬼)」の由来となっている。なお人類史上においては勇次郎以外にもこの境地に到達した者がおり、息子刃牙も達成した他、古くはピラミッドの壁画や失伝した日本古武道の鍛錬法においても見られたという。しかし、勇次郎のものにはさらに上があり、一層の力を振り絞って構えることで、鬼の貌がまるで哭いているように歪む。この状態から繰り出される打撃は人知を超えて悪魔の域に達する。

「地上最強」と銘打たれており、さらにストライダムによれば実際の彼は限りなく広大な宇宙が、光の速さでさらに膨張を続けるように成長しており、未だそのピークに達してはいない。当初は格闘家の間からも「誰もがオーガに技をかけるのを夢見る」と言われるなど最大級の標的とされていた。しかしストーリーが進むに従って、勇次郎があまりに強くなりすぎたため、誰も挑戦者として名乗りを上げるものがいなくなったことが語られている。ストライダムが語るところによれば、勇次郎の圧倒的な強さの根源は彼が持つ強烈なエゴイズムにあるという。自分以上の強者の存在を断じて認めないという、自己中心的思想の持ち主であり、また自身が地上最強の存在であることに一切の疑念を持ち合わせていない。その意思の強固さは過去の指導者や英雄、宗教の教祖まで、歴史を動かしてきた人物にさえ匹敵するとも評している。幼年編で刃牙が勇次郎に挑もうとする時に発生した地震を、自らの拳で止めてみせたと信じる自分への強さの自負心も、このエゴイズムから生じるものである。

栗谷川曰く、勇次郎は水よりも酸素よりも何よりも、闘いを優先させるという。闘争に対しては徹底的に純粋であり、刃牙や天内悠などのように闘争に友情や愛、絆などの感情を持ち込むこと「不純物」と呼び、大いに嫌う。一方で自身に本気を出させた愚地独歩に感謝の念を覚えたり、郭海皇に友情を感じるなど例外もある。闘争行為を食事や料理に例えることが多く、ほかの格闘家を「餌」と呼び、闘うことを「喰う(喰らう)」と称する。前述の刃牙や天内の考えに対して「上等な料理にハチミツをブチまけるかのごとき思想」と例え激怒した。

その強さ故に社会的な影響も極めて大きく、前述のとおり各国から警戒されている他、戦場でも絶対者として畏れられており、戦火に苦しむ民衆からは救世主として崇められている。また、地上最強の生物である彼を拘束できる権力は存在しないため、あらゆる行為が無問責。作中では傷害、殺人、内閣総理大臣への殺害予告と官邸への強襲など、数々の重罪が全て不問に処されている。妻である朱沢江珠の弁によれば、人間一人が振るう暴力で国家が揺るぐ事実を公に出来るはずが無いため、免罪は至極当然の話であるとのこと。加えて米国との同盟関係によって、突発的な狙撃や核攻撃からも保護されている。

大魔王バーン‐『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』

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魔界最強の実力者にして齢(よわい)数千年余の老魔族の男性。人間が脆弱であるという理由のみで太陽の恵みを人間だけに与え、魔族と竜族を地底にある暗黒の魔界に閉じ込めた神々を憎む。「魔界の神」の異名を持ち、その規格外の力から聖母竜マザードラゴンからも神をも優に超える力を持つと言われる。勇者アバンに倒され死の淵に遭った魔王ハドラーを救い、新たなる魔王軍を結成。十数年後、地上界に対する侵略を行わせていた。だが、バーンの真の目的は、魔界の上を覆う地上界を完全に消滅させ、彼が「素晴らしい力」と賞賛する太陽の光を魔界に降り注がせることであった。建造物として、魔界にいくつかの宮廷(第7宮廷までの存在が判明)、地上に鬼岩城、バーンパレス(大魔宮)を所有する。

呪文・呪法
メラ
ゲームの『ドラゴンクエストシリーズ』に登場する小さな火の玉を放つ呪文。連載当時のゲームにおいては呪文のダメージは半固定ダメージだが、本作では術者の魔力が威力に影響するとされている。最下級の呪文だがバーンの魔力は桁違いの次元のため、標的に当たると巨大な火柱が上がり、バランの遺体を一瞬にして焼き払ったり、ポップのメラゾーマ数発を弾くほどの威力がある。
この魔力によってダメージが増えるというアイデアは、後にゲームにも取り入れられた。
カイザーフェニックス
バーンの放つメラゾーマ(メラ系の最上位呪文)。放たれると炎の巨鳥(フェニックス)の形になり、まるで生きているかのように相手を襲う。その優美な姿と圧倒的な威力から、魔界では敬意を表して彼の放つメラゾーマを特別にこう呼ぶ。単なる火炎呪文の枠を超えて必殺技といえる威力を持ちつつ、バーン自身の圧倒的魔力により「溜め」なしで連射される。相手が受け止めたカイザーフェニックスに重ねることで炎の巨鳥がさらに巨大化する。その威力は強大であり、デイン系以外の呪文を受け付けない材質であるはずの「鎧の魔槍」を打ち破るほど。
絶大な威力を持つがメドローアのように絶対の呪文ではなく、あくまで「極めて出力の高いメラゾーマ」であるため、相手がそれ以上の力量である場合は破られる。最終決戦の折にはポップに見切られ、魔法力を込めた指先で引き裂かれて無効化された。また「シャハルの鏡」で反射され破られている。ただしメドローアを無傷で反射した「シャハルの鏡」もカイザーフェニックス(とポップの放ったイオラ)を反射したことで砕け散ってしまい、その威力の尋常さがうかがえる。
マホカンタ
魔法を反射する光の障壁を張る呪文。ゲーム中では誰が使用しても効果は変わらないが、作中においてマホカンタは使う者の魔法力によって反射した時のダメージ比率が変化するとされ、バーンの物は受けた魔法をほぼ100%相手に反射させる。
イオラ
爆裂呪文。この呪文もゲームに登場するが、バーンのイオラは一発一発が通常の術者のイオナズン級の破壊力を持つ。なおかつ、バーンはこれを両の手で連射することが可能である。
ベホマ
これもゲームに登場する治癒呪文。ゲームでは誰が使っても瞬時に全回復できるが、本作の設定ではある程度の間呪文をかけ続ける必要があったり傷とダメージの同時回復は不可能などの制約があるが、瀕死の状態になっても瞬時に全回復できるのは超魔力を持つバーンだけである。作中ではヒュンケルがその姿を灰の中から蘇るという不死鳥の伝説になぞらえて表現している。竜闘気によるストラッシュ・アローでさえ瞬時に回復したが、双竜紋ダイ以上の攻撃までは回復できないようである。

禁呪法
魔法使いの間で禁じられている呪文の総称だが、ここではその内の物質に意思と人の形を与える禁断の呪法について述べる。これによって生み出された禁呪法生命体は術者の精神が反映された意思を持つ[3]。禁呪法生命体は体内のいずこかにある核を破壊する、あるいは術者が死なない限り、生き続けることが出来る。ハドラーも使用可能で、これによってフレイザードやハドラー親衛騎団を作り出した。
凍れる時間(とき)の秘法
数百年に一度、皆既日食の時にのみ使える秘法。生物・非生物を問わず、特定の物体の時間の流れを「凍結」させ、生態活動や破壊・変化を封じて「停止」させる。バーンはこれによって自らの全盛期の肉体を保存し、部下である“ミスト”に自分の肉体の管理と隠蔽を任せていた。
人間には未解明の天変地異の力を利用した非常に高度な術であり、作中でこの術を完璧に使いこなしていたのはバーンのみである。かつてアバンが魔王ハドラーに使用した際は自分も「凍れる時間」に巻き込まれた上、1年余りで効果が切れてしまった。バーンの絶大な魔力をもってしてのみ可能な技法と言える。
分身・合体
凍れる時間の秘法とは別に、自らの肉体を2つに分けて必要な時に合体できる術である。バーンは太古の昔に魔法力と叡智のみを宿した老人の姿と、戦闘能力と若さを宿した全盛時の肉体を2つに分け、凍れる時間の秘法を使用することによって、無限に近い寿命を得ることができている。ベース(本体)は老人の姿である老バーンの方であり、こちらが死ぬと復活できない。全盛時の肉体の方にもいくらかの魔法力が残っているらしく、ミストバーンは黒の核晶を起爆させるために使用している。
魔法力によるバリア
ダイに自らのイオラを跳ね返された時に使用した術。バーン自身とミストバーン、キルバーンも同時に守ることができる。片手で行っており、フバーハと同じものかは不明。

武器
光魔の杖
バーンが老魔族の体の時に護身用として使用する武器。制作者はロン・ベルク。装備者の魔力を吸ってエネルギー状の刃を展開、そのまま打撃力、硬度に変換するという、要するに理力の杖と同じタイプの武器だが、理力の杖が誰が使用しても魔力消費量、打撃力が一定なのに対し、この光魔の杖にはそういったリミットが設けられておらず、持ち主の魔力が強大であればあるほどその魔力を糧に性能を増していく。比類なき魔力の持ち主であるバーンが使用すればオリハルコンを鍛えて作られたダイの剣すら簡単に折ってしまうほどの出力を見せるが、一方で燃費が非常に悪くただ握っているだけでも持ち主の魔力をどんどん吸い上げていき、魔界随一の魔力の持ち主であるバーンの魔力ですら枯渇させてしまうほど。現に同じオリハルコン製でもダイの剣をやすやすと折ったのに対し、その後にハドラーと戦った際、ハドラーの覇者の剣は折れるどころか逆に光魔の杖を押し切り損傷させた。
その性質上バーンの魔力あってこそ最強の武器と化けるのであって武器そのものの強さではなく、ロン・ベルクに言わせれば「バーンは何を握っても最強クラスに強くできる」とのことで、「最強の武器」を作ることを目標としていた彼が白けて宮廷を去る主な原因を作った。
出力を上げることでドルオーラをも防ぐバリアを作ることも可能。しかしダイがドルオーラを連発して威力が倍加した際には突破され、バラバラに壊れてしまった。直後に全盛期の力を取り戻したバーンからは「もう必要ない」と踏み潰されて消失した。

闘気技
いずれも暗黒闘気を用いたものらしくダイの負傷はしばらく治せないと述べている。
?
カラミティエンド
闘気を込めた手刀による渾身の一撃。その威力はオリハルコンの剣による一撃と同等以上。バーン本人は「地上最強の剣」と自負する。
カラミティウォール
極めて闘気に近いエネルギー衝撃波を、直進する半円状の壁として前方に放つ。たとえ耐えたとしても、吹き上がる衝撃波に大きなダメージを受ける。強引に打ち破ったヒムも甚大なダメージを受けたほど。老人の姿の時は光魔の杖を使って、真の肉体に戻った時は手で放つ。
同タイプのエネルギーを噴き上げて待機すればすり抜けることが可能という盲点もあり、ダイはこれを用いることで破っている。
フェニックスウイング
バーンが真の肉体に戻った時に使える防御技。魔法力を弾く衝撃波を伴った超高速の掌撃を放つ。名前は、掌撃を放つ際にあまりの速度のため摩擦で手に炎が上がる様が、炎の鳥の羽ばたきに見えることから付けられている。
その衝撃波によって並みの攻撃とあらゆる魔法は弾かれ、掌撃は竜闘気を纏ったオリハルコンの剣の一撃さえも受け止める。相手の方向に魔法を弾くことで防御のみならず反撃にも利用でき、メドローアすらも例外ではないが、ある程度集中、狙いが必要らしく、天地魔闘後の隙ができた時には弾いて回避することが精いっぱいであった。
「闇の衣」を解き放ったミストバーンも使用可能。ポップはこれを見たため「ミストバーンには正確に跳ね返せたのにバーンには出来なかった」ことから天地魔闘の構えの弱点に気づいている。
超圧縮した暗黒闘気
ダイたちとの初めての戦い時のみ見せた攻撃。掌から超圧縮した暗黒闘気の弾を打ち出す。ダイは戦闘開始早々この一撃で戦闘不能に陥り、バーンの圧倒的な力を見せ付けることとなった。ただし直撃を受けたダイ、ヒュンケル、クロコダインのいずれも立ち上がっており強者に致命傷を与えるほどの威力は無い模様(ダイが倒れたのは、ハドラーから受けた患部に更にダメージを受けたため)。また真・大魔王バーンとなった際の戦闘の一コマでも両手から闘気の波濤らしき技を打ち出している。

格闘・呪文によるコンビネーション技
天地魔闘の構え
片方の腕を天に、もう片方の腕を地に向けた不動の構え。攻撃してきた敵に対し「天」すなわち攻撃(カラミティエンド)、「地」すなわち防御(フェニックスウイング)、そして「魔」すなわち魔力を用いた行動(カイザーフェニックス)の三動作を一瞬で繰り出して完膚なきまでに粉砕する返し(カウンター)の必殺奥義。
不動の構えを取ることで相手に先手を撃たせると共にエネルギーを溜め込み、上記の三動作を行う。ただし、全力の大技を3つ繰り出すことで莫大なエネルギーを消耗するため、バーンといえど繰り出した直後は一瞬体が硬直する。バーンはこの技で相手を仕留め損なったことがないため、ポップに看破されるまで気付いていなかった。真・大魔王状態でなければ使用できない。
なお、天地魔闘の構えを取らずともカイザーフェニックスやカラミティウォールを放てる、などの発言から攻撃にカラミティウォールや他の呪文を使用するなど、攻撃や防御の技や呪文に複数のパターンがある可能性もあるが、作中では使われなかった。
作者いわく「RPGにおいて1ターンで超強力な攻撃を連発してくるラスボス」を漫画で表現すべく考案したとのこと。

その他
掌圧(しょうあつ)
ラーハルトのハーケンディストールを跳ね返した際に使用。また闇の衣を解き放ったミストバーンも使用しており、一行を壁面に叩きつけるほどの威力を見せている。
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生体能力
鬼眼
バーンの額に存在する魔力の要たる第三の眼。この魔力により、バーンパレスの結界は維持されている。
真・大魔王状態では、この眼の魔力により非力な者や重傷を負いバーンと闘うに値しない者を「瞳」と呼ばれる宝玉に変えてしまうことが出来る。この状態になると「見る・聞く・考える」以外の行動ができなくなる。
また、特筆すべき能力として鬼眼の力を生命体に上乗せすることで、その生物を異形かつ強大な存在へと進化させることが可能。ドラムーンやバーン自身に対し、この進化を行った。
ダイによって左側の角を折られた際に鬼眼が光を失いアバンたちが元に戻った。

聞仲(ぶんちゅう)‐『封神演義』

カードダスマスターズ 仙界伝 封神演義 FINAL EDITION 12 聞仲(箔押し)
宝貝:禁鞭(きんべん)
金鰲島出身の道士で殷王朝の太師(軍師)。金鰲三強の一人。半径数km以内に入った対象を打ち据えるスーパー宝貝・禁鞭を持ち、霊獣・黒麒麟に跨る。
元は仙人骨を持たなかったが、自分の体を虐めるほどにとてつもない修行を繰り返し、腐りかけるほど肉体を酷使し続けたところ仙人骨が生まれ、通天教主からスカウトされ道士となる。人間には宝貝を使用しない主義だが、崑崙の仙道にはいたって冷徹。知謀は妲己と対峙するほどで、四聖、張奎など有能な部下も持ち、部下からも命がけの忠義を尽くすほど篤く慕われている。
300年以上前から殷に忠誠を誓い、歴代の太子の教育係兼王の参謀として関わっており、殷を我が子と呼び、それを害する者には容赦ない。仙界大戦にて金鰲島側の総司令官となるが、実は金鰲も含めた全ての仙人を「殷のためにならない」と見限って全滅させるつもりであった。策を巡らし自分と対立していた十天君を全滅「させて」金鰲島を壊滅させ、たった一人で十二仙と元始天尊をも撃破し崑崙山も崩壊させる。

戸愚呂‐『幽☆遊☆白書』


元人間のB級上位妖怪。過去に暗黒武術会優勝の褒賞として妖怪に転生、永遠の若さと人智を超えた力を得る。
「筋肉操作」で筋肉の量を自在にコントロールし、増強された筋力での格闘能力が武器。垂金編では武器に変形した兄と共に戦っていたが、暗黒武術会編では自らの五体のみで戦う。筋肉操作80%だと拳の風圧が、100%だと指で弾いた空気が強力な武器となる(指弾)。80%以上になれば、弱い妖怪は一瞬にしてその攻撃的な妖気の圧力だけで死亡。80%の姿を見て生き残っていたものは、武術会以前では鴉と武威と自身の兄のみだった。普段の外見はかなりの大柄である以外は人間とさして変わらないが、100%になると怪物のような姿になり、通常時とは比べ物にならない妖力を放つ上、周囲の生命体のエネルギーを吸収するようになる(対象は生者・死者問わず、完全吸収された者は魂に変化する)。
筋肉操作は劇中では20%・30%・45%・60%・80%・100%・100%中の100%を使用した。ストイックさやサングラスを着用している大男の外見とは裏腹にユーモラスな発言をすることも多く、相手を気遣う言葉を掛けるなど紳士的な面も見せる。戦いに生きる者を惹きつけるカリスマ性も備えており、幽助も彼の強さに憧れていた。語尾に「ねぇ」と付けることが多い。

志々雄真実‐『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』

G・E・Mシリーズ るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 志々雄 真実
明治政府打倒と日本征服をもくろむ一大兵団「志々雄一派」の指導者。「弱肉強食」を信念にしており、弱者を糧に真の強者が生き残る修羅の世界を志向している。作中で自身を「極悪人」「何の迷いもなく黒をとる」と語るなど、その存在と行いが悪であるとの自覚がある。

幕末期は長州派維新志士として活動し、遊撃剣士に転身した剣心から影の人斬り役(暗殺稼業)を引き継いだ。なお、当時は剣心と直接の面識はなく、新月村での邂逅が2人の初対面となる。剣の腕と頭の切れは剣心と互角と評された実力者だが、底知れない野心を味方に危険視され、混乱に乗じて奇襲された。全身を焼かれながらも生き延び、特攻部隊「十本刀」を軸とした精強な兵隊、大型甲鉄艦「煉獄」などの強力な兵器を有する一大組織を創り上げた。本人は「いい経験になった」程度にしか考えておらず、長州藩出身の者のいる明治政府への復讐は考えず日本征服という目的のためにのみ行動している。

無限刃
読みは「むげんじん」。新井赤空作の最終型殺人奇剣にして、剣心の逆刃刀・真打の兄弟刀と言うべき刀。

連続使用による刃こぼれで切れ味が鈍っていく刀から発想を逆転し、刃を鋸歯状にする事で殺傷力を一定に保っている。幕末から剣心の「人斬り」の仕事を引き継いだ志々雄は無限刃で人を斬り、刃に染みこんだ人間の脂肪を大気・刀等との摩擦で発火させる技術を開発した。「剣心再筆」では、分厚い鍔と石綿入り柄巻の装飾品が余計な延焼を防ぐ仕組みになっており、鞘には秘剣に用いるための火薬を染み込ませた黒革を巻いている。実写映画版では、鋸歯状になっているのは切っ先から30センチメートル程のみで、発火する範囲もこの部分だけである。

秘剣
無限刃が発火する仕組みを利用した志々雄の我流剣術。

焔霊(ほむらだま)
壱の秘剣(いちのひけん)。無限刃を摩擦熱で着火しながら敵を斬りつけ、斬撃と火の痛みを同時に与える技。発生した火は威嚇や目くらましに使える。
紅蓮腕(ぐれんかいな)
弐の秘剣(にのひけん)。相手を手で掴み、手袋の甲部分に仕込んだ火薬を焔霊で点火して爆発させる技。この手袋は爆発の際、志々雄の手には一切ダメージがないように考慮された構造になっている。一度使うと完全に消し飛んでしまうため、使用できるのは手袋両手の分で2回まで。だが別に予備の手袋を懐に携行しており、装着すれば再び使用可能。
斎藤には右肩に貫手で指を突き刺した状態で起爆させた。剣心に一度目は意識を失うほどの大きなダメージを与えたが、二度目は起爆の位置をずらされ自身がダメージを負った。
技のモチーフは格闘ゲーム『サムライスピリッツ』のキャラクター風間火月の必殺技の1つ「大爆殺」。そのままの描写だったため、単行本では作者が『サムライスピリッツ』の制作会社SNKに対して謝罪の意の文を載せている。
「再筆剣心」では、手甲ではなく鞘に巻いた(火薬が染み込まれている)黒革を引きちぎって用い、爆発させる。
実写映画版では、煉獄に積載されていた火薬を手で掴み、それを敵に押し付けながら焔霊で着火させる。
火産霊神(カグヅチ)
終の秘剣(ついのひけん)。鍔元から切先に至る無限刃の刀身全体を鞘の鯉口にこすり付け、巨大な竜巻状の炎で刀身全体を発火させた無限刃で力任せに斬りつけ相手の絶命を狙う技。志々雄最強の奥の手であり、十本刀や由美ですらその存在を知らなかった、まさしく秘剣となる技。
本編では剣心の天翔龍閃の二撃目が先に炸裂したため不発に終わったが、原作完結後に発表された外伝『炎を統べる -るろうに剣心・裏幕-』やPS2用ゲーム『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 炎上!京都輪廻』にて全容が明らかとなった。
『炎を統べる -るろうに剣心・裏幕-』では「火?靈神」の表記。本来なら、剣心との最終決戦まで誰も見たことのなかった秘剣という設定であったが、本編では不発に終わったので、ファンサービスの意図もあり使用させたという。
「剣心再筆」では鞘に巻いた(火薬が染み込んである)黒革をすべて引きちぎって使用する。

ハオ‐『シャーマンキング』

「S.F.O.V」VI(シャーマン・ファイト・オブ・ヴォーカル) 不羈独立/Laugh After Pain
セーマン(五芒星)をシンボルとし、衣服にあしらっている。シャーマンとしての精神の強さは“人類への怒りと悲しみ”。
葉と瓜二つの顔をしており、その正体は、かつてG.Sを使って人類を滅ぼし、優れたシャーマンだけの世界「シャーマンキングダム」を作ろうとした麻倉家始祖の大陰陽師・麻倉葉王。陰陽道を究め、泰山府君の祭で閻魔大王と契約することにより自らの輪廻転生を自在に操れるようになった葉王は、死後も転生を続け、葉の双子の兄・ハオとして現代に現れた。人の心を読むことができる霊視能力を持ち、その能力のため人には恐れられており、最初から裏切られた感じなのだと本人は言う。また、マタムネは「優しさゆえ鬼に心を喰われた」と評している。
葉に対しては矢鱈と『半身』呼ばわりし、己の欠けた器の一部としてしか見ていない様子だったが、実際は『弟』感情を抱いている、アンナ対しては「シャーマンキングの妻になるのがふさわしい」と言い寄っている。
普段は穏やかな物腰で冷静沈着だが、本質は冷酷かつ非情。その圧倒的な巫力から相手を見下す傾向があり「ちっちぇえな」が口癖。部下達に「ハオ様」と敬われているが、彼にとっては自分の目的を果たす為の手駒に過ぎず、初めからラキストとオパチョ以外の部下には自分の霊視能力を教えていない。また、自分に協力を示さない者は、躊躇いも無く平然と消してしまう。X-LAWSから恨まれており、ハオ打倒を目的にS.F.に参加した。
S.F.の最終決戦にて、遂にシャーマンキングとしての覚醒を遂げたことで、肉体の死を迎える。G.S.を自分自身にO.S.させることで天変地異をも操り、五大精霊を持霊にした葉達をも圧倒するが、多くのシャーマンやその関係者達に囲まれ、そして長い間待ち望んでいた乙破千代と母の二人と再会し、その結果 1000年ぶりに霊視能力を失い、説得を受けたハオは、葉達に世界を滅ぼすまで猶予を与えると告げた。エピローグにて地上に訪れた際に、マタムネと再会を迎えた。
幾度と無く死と転生を繰り返した為、巫力値は125万と、他者を引き離して作中最強である。500年前にはパッチ族として転生を果たし、シャーマンファイトにも参加したが、彼の子孫である葉賢に敗れている。持霊は炎の精霊スピリット・オブ・ファイア(S.O.F)。「炎」は一番分かりやすい「破壊の力」であるから選んだという。強力な陰陽術を使いこなす他、空気中の酸素を媒介としてS.O.F.にО.Sし、究極のO.Sと言われる甲縛式O.S「黒雛(くろびな)(白鳥の黒い雛を表し、葉の白鵠と対をなしている)」も使う。後にシャーマンキングになり、不要となったS.O.Fを手放してG.Sを持霊にする。
麻倉葉王であった時に、『超・占事略決』を著すが、その元ネタは葉王のモデルとなった平安時代の陰陽師・安倍晴明が陰陽道の極意を記した『占事略决』である。また、葉王の持霊は修験道の開祖役小角が使役したとされる前鬼と後鬼になっている。

エネル‐『ONEPIECE』


スカイピア唯一神。通称「神(ゴッド)・エネル」。
その強さゆえに、自らを全能なる神と呼んで憚らない傲岸不遜な男。その実力は本物で、能力だけでなく筋力も並外れており戦術の柔軟性も高い。四神官が「青海の人物が黄金を知っているのはおかしい」と疑問に思っていたなかで、「そもそも青海の物だから知っていて当然」と冷静に考えるなど論理的な性格でもある。長い福耳を持ち、背には羽ではなく、雷神にあるような太鼓が付いている。頭に布製キャップをかぶっておりその下はパンチパーマである。一人称は基本的に「私」だが、時折「おれ」になる。笑い方は「ヤハハハ」。誕生日は5月6日。
自然系悪魔の実「ゴロゴロの実」の能力者。体を雷に変化できる「雷人間」。最大電力は2億ボルトと桁外れのエネルギーを操り、自らを雷とすることで黄金の中を伝ったり、雷の速度で移動することも可能。さらに相手の動きを読む「心綱(マントラ)」を、自身の能力と併用することでスカイピア中の会話を聞き取れる。武器は黄金の棍棒「のの様棒」。唯一の天敵は、雷の効かない「ゴムゴムの実」の能力者であるルフィ。
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技一覧
放電(ヴァーリー)
手から電撃を放つ。作中では100万V(ボルト)、2000万V、1億V、MAX2億Vを披露した。技名の由来は雷がヴァリヴァリ言うことから。
神の裁き(エル・トール)
腕を雷に変え、真横に極大化させて放つ。また、遠く離れた場所でも雲さえあればそこを介して真下に本物の雷のように放てる。技名の由来は北欧神話の雷神・トール。
稲妻(サンゴ)
腕を雷に変えて攻撃する。技名の由来は稲妻の形が珊瑚(サンゴ)に見えることから。
電光(カリ)
全身から電熱を発する。技名の由来はマレー半島小人族の雷神・カリ。
3000万V 雷鳥( – ヒノ)
右肩近くの太鼓を叩き、鳥を模った電撃に変えて攻撃する。技名の由来は北アメリカ・イロコイ族の巨大雷鳥・ヒノ。
雷獣(キテン)
左肩近くの太鼓を叩き、狼を模った電撃に変えて攻撃する。技名の由来は日本の雷獣・木貂。

6000万V 雷龍(ジャムブウル)
頭の上にある二つの太鼓を叩き、龍を模った電撃に変えて攻撃する。技名の由来はアーネムランドの雷神・ジャムブウル。
雷冶金(グロームパドリング)
金に電熱を流し込み、熔解させて自在に形を変える。また、武器である「のの様棒」を電熱を帯びる矛に変える。
万雷(ママラガン)
マクシムの作り出した雷雲から無数の雷を落とす。技名の由来はオーストラリア中央部の雷神・ママラガン。
雷迎(らいごう)
マクシムの作り出した雷雲を巨大な球にして落とし、内部に蓄えた幕放電を一気に解放して爆発させる。1度目にこの技を使用した際にエンジェル島を海雲ごと消滅させ、2度目でスカイピア全土を消し去ろうとしたが、ルフィの「ゴムゴムの花火 黄金牡丹」で破壊された。
2億ボルト・雷神( – アマル)
全身から電撃を放出し、巨大な雷神のような姿となる。技名の由来は日本語で落雷を意味する「天降る(あもる)」。

白面の者‐『うしおととら』

20161024100543
原初の混沌から陰と陽の気が分離して世界が形成されたとき、わだかまった陰の気より生まれた邪悪の化身。
作中では性別に関しては言及されなかったが、人型の化身や分身、憑りつく対象の人間は必ず女性であり、陰の気より生まれた事など「女性」を想起させる描写が多々ある。

陽の気から生まれたあらゆるものを憎悪し、それらを破壊し、苦しめ、殺すことを無上の喜びとする。最初は実体を持たない気の塊であったが、古代印度で偶々見つけた1人の人間の赤ん坊に寄生し、長年にわたってその人間の怨念や憎悪のエネルギーを吸収する事で、九つの尾を持つ巨大な異形の白狐の姿となった。なお、作中何度か「白面金毛」を始めとし「顔のみ白く体は金である」旨の台詞が存在するにもかかわらず、あらゆるカラー資料で全身白色に塗られている。

口からは吐き出す業火は一つの島を跡形も無く吹き飛ばすほどの威力を持ち、巨大な尾を軽く振っただけで無数の妖を塵芥のように粉砕する。尾の1本1本が違った能力や特性を持ち、本体から離れて分身として行動させる事も可能。単純な力だけでも無敵に近い強さを誇るが、直接手を下すよりも相手の憎悪や猜疑心を利用して自ら破滅に向かうように追い込む謀略を好む。その手口はきわめて巧妙かつ悪質であり、最終決戦に到るまで潮たちを何度も苦しめてきた。また、妖怪や人間が自身に対して抱く負の感情を取り込み力に変える能力があり、恐れや憎しみを伴った攻撃は一切通用しない。唯一の弱点とするのが、器物であるがゆえに恐怖や憎悪の感情を持たない獣の槍である。中国で一度襲撃を受けた際には、最初はその力を侮っていたが、尾を次々と破壊されて次第に追い詰められていき、遂には恐怖の叫び声を上げながら尾のほとんどを失って辛うじて逃げ延びるという屈辱を経験。それ以来、獣の槍を何よりも恐れ憎んでいる。

印度で実体化すると同時に大破壊をもたらし、さらに中国を荒らしまわったあげく日本に上陸するが、そこで人間の陰陽師及び妖怪連合に迎撃され逃亡、国土を支える要の岩に逃げ込み、その後800年の長きに渡り沖縄トラフで歴代のお役目様の結界に封じられることとなった。しかし様々な策謀を巡らせた末、ついに復活を遂げる。
永い年月の中、人間や妖怪の恐怖などを喰らい力を増しており、一度は潮を制して獣の槍を砕き、とらを倒し、人間や妖怪達をことごとく粉砕し、日本列島を蹂躙したが、潮ととらの記憶を取り戻した人間や妖怪達など、力を合わせて戦う人間や妖怪達によって形勢は挽回され、潮ととらとの最終決戦に至ることとなる。白面の心の奥底と尾の内の一本には、その誕生に遡るある複雑な思いがこもっている。
モデルは各地に伝承を残している「金毛白面(白面金毛、または金毛玉面とも)九尾の狐」である。殺生石などの、実際の伝承もエピソードに取り込まれている。

ブロリー‐『ドラゴンボールZ 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』


サイヤ人の数少ない生き残りの1人。赤ん坊の頃、その戦闘力の高さゆえに将来的に自分や息子ベジータの地位が脅かされるのではないかと危険を感じたベジータ王によって父親のパラガスと共に謀殺されそうになり、父親のパラガスもろとも瀕死の重傷を負わされるが、フリーザによる惑星ベジータ破壊の爆発の際にブロリーの潜在能力が覚醒し、惑星ベジータの消滅から密かに逃げ延びた。そのためベジータにも「お前だけは簡単には死なさんぞ」と発言をしている。

幼少期に超サイヤ人へと覚醒。成長するにつれて、制止するパラガスを殴り片目を潰すなど凶暴な姿を徐々に見せるようになり破壊を楽しむようになる。少年期には、凶暴なブロリーの力を恐れたパラガスによって、その力をうとまれ、寝込みを襲われコントロール装置を身に着けさせられた。パラガスに利用されるままに南の銀河を襲い、破壊し尽された南の銀河の星は無人で廃墟だらけの星と化している。

さらには膨れ上がった筋肉と白眼が特徴の伝説の超サイヤ人に変身できる。このときの髪の色は黄緑色。父親のパラガスはその強大な力を見て慄き、実の息子に対して「サイヤ人そのもの」と評している。戦うことが好きな悟空ですら「少しは手加減しろ!」「仙豆食わなかったら、オラおっ死んでたぞ」、ピッコロも「身震いするような凄い気を感じた」と口にしている。新惑星ベジータにおいてはよく喋っており、伝説の超サイヤ人に変身した際も、自分の強さを誇示したり相手を見下す言葉などを述べていたが、地球に現れたときにおける台詞は「カカロット…」と「無駄なことを…今、楽にしてやる…!」のみ。また、惑星シャモをシャモ星人たちの前で破壊し狂喜した姿を孫悟飯に「悪魔だ」と言わしめ、自分のことも「悪魔」と称している。

“もう一人の孫悟空”ともいうべき位置づけも加味されており、ブロリーをコントロールする装置である頭部の金の輪は、『西遊記』の斉天大聖孫悟空が三蔵法師に付けられた金の輪(緊箍児)のオマージュ

ベナレス‐『3×3 EYES』

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鬼眼王の无。不死身でなおかつ強大な実力を持ち、鬼眼王復活のために闇の者を支配していた。屈強な肉体の大男の容姿、縦長の瞳の顔相を持つ。
獣魔術の開発者でもあり、百の獣魔を操る最強の无。闇の者の頂点に立つだけあって、その実力は非常に高く、並の魔物では扱いきれない程の精を使いこなす。プライドが高く、他の者に守られる事を嫌う。戦いが生き甲斐であり、強敵と戦う事に楽しみを感じている。
失態を犯した部下は容赦なく処刑するが、逆に自分に対して公然と反旗を翻した化蛇やコネリーなどは命を奪わず放って置くなど寛大とも取れる一面がある。鬼眼王に対する忠誠心は非常に高い。
第一部、第二部では「三只眼」の霊力には勝てなかったが、第三部の終わりでは新たに開発した獣魔の力で「三只眼」の力を防ぎ、名実共に八雲達にとって最強最大の敵となる。
その正体は数千年前に聖地を破滅の危機に追い込んだ巨大な龍神であり、三只眼を食らい続けて人の姿になった。支配者である三只眼を食らう救世主として、聖地の弱妖たちに崇められるが、その強大過ぎる力を恐れた直弟子のベム=マドゥライによって封印される。その2000年後にシヴァによって封印を解かれ无となる。
300年に渡って封印され続けた鬼眼王の衰弱が激しく、その影響で自身も体の崩壊が始まっていたが、大量に集めた大地の精でそれを補っていた。月面の戦いでは既に消耗激しく、強力な獣魔を従えているにもかかわらず、実力的には足許にも及ばない八雲に苦戦する。しかし八雲の魔現封神により龍神の本性を発現し破壊の限りを尽くす。
自身の衰えが目立つため、ガルガや八雲、パイや化蛇を様々な秘術で支配し操る。
鬼眼王の完全復活後は強大な力を取り戻し、最終決戦では半ば龍神化した龍人のような姿で八雲と対峙した。「光」と化した八雲によって倒されるが、鬼眼王が生き延びた事により彼もまた生き延びる。

ラオウ‐『北斗の拳』

TSUME ART 北斗の拳 ラオウ HQS
世紀末覇者拳王を名乗り、拳王軍を率いて、核戦争後の荒廃した世界を恐怖と暴力で制圧した暴君。

虎にさえ死を恐怖させてしまう剛の拳が故に、相手に死を覚悟させるケンシロウより、暗殺拳としての北斗神拳の継承者としては劣るとリュウケンにみなされた。

北斗神拳継承者争いでケンシロウに敗れると、その拳を封じようとしたリュウケンを惨殺し「世紀末覇者?拳王」を名乗る。配下には、かつての義弟ジャギ、新秘孔究明に力を注ぐアミバ、カサンドラ獄長ウイグル等、力に惹かれた態の悪いごろつきが多く集まり、ラオウの軍団はまさに恐怖そのものであった。文字通り恐怖統治で構成された軍団なのでラオウを恐れるあまり迎合している集団であるが、ラオウの目の届く範囲では一定の秩序も保たれており、中にはリュウガのような良将も若干ではあるが存在している。

その支配形成の一つにカサンドラという収容施設を造らせ、反逆者の収容や、他流の拳法の達人から奥義を奪ったりして、それでいてどんな小さな禍根も断つというものがある。

ただしその反面、ラオウの人柄や理想に惹かれたザクや赤鯱、バルガやリセキのような武将や側近といった者も少なからずおり、また幼少期のシャチやバランはラオウの力を見て、その強さに心を動かされている。

千手観音‐『GANTZ』

仏縁堂ブランド:仏像【香る檜(ひのき)・六角台飛天光背:千手観音3.5寸】仏壇・御本尊
生体反応を逆行させる円盤形の特殊装置を保有し、身体を粉砕されても装置さえ無事なら瞬時に再生・復活する(その際に相手に触れていれば、そこから相手の体を徐々に消滅させる事もできる)。灯篭型の長距離レーザー、水瓶に入った強力な酸、鋭利な剣など様々な武器を駆使し、しかもこれらの武器はスーツの耐久力を無視して効果を発揮する。さらに人間の脳髄を摂食することで対象者の知識や経験を取り込む能力を持つほか、Yガンで捕獲されても転送されている部分を分離して逃れられる。モデルは滋賀県長浜市の向源寺にある国宝の十一面観音立像。
東京チームのメンバーの大半を殺害したが、加藤のYガンに捕獲され転送されかける。その際に中から本体と思われる異形の生物が現れて、死闘の末に自身の剣で首を切断されたが、死ぬ間際に尻尾で加藤の心臓を貫き、相討ちに追いやった。
なお、作中では初めて玄野が勝てなかった星人である。

球磨川 禊(くまがわ みそぎ)‐『めだかボックス』

めだかボックス アブノーマル ハイグレードフィギュア HGフィギュア 球磨川禊 単品
箱庭学園の第99代生徒会副会長。3年-13組の男子生徒。水槽学園からの転校生で-十三組の筆頭格。通称「負完全」。セリフに『』(二重鍵括弧)がついた「括弧付けた」口調で話す(『』がついている時は基本的に本心を言ってない)。口癖は『また勝てなかった』『僕は悪くない』。
めだか達と同じ箱舟中学校の出身。当時支持率0%で生徒会長に就任し、数ヵ月後にリコールされるまで、自らにとって邪魔なものを阿久根に命じて破壊させていた。幼少時から退廃的思想・破滅願望を抱き、箱庭学園に転入する前は転校する先々の学校を潰してまわった。箱庭学園に転入後、十三組生を中心としたエリートを抹殺することを宣言した。
常に屈託のない調子で喋り、嘘とも本心ともつかない挑発や、他者を簡単に踏みにじる言動が特徴。大好きな相手との堕落を望む破滅的な思考の持ち主である。ことあるごとに世界最弱を自称し、相手との勝負そのものを台無しにして勝敗も善悪も綯い交ぜにする策を好む。人間のあらゆる弱点や隙を知り尽くしていることから、虐待されたり無力感に苛まれる者をそそのかし人心に取り入るのがうまく、そのリーダーシップで過負荷の集団である-13組を率いる。めだかに影響されなかった最初の男であるが、彼女への敵意や妨害行動は好意からくるものでもあり、敵視すると同時に恋心の対象だったことを独白で明かした。

大嘘憑き(オールフィクション)
現実(すべて)を虚構(なかったこと)にするスキル。傷を負った現実そのものを「なかったこと」にして傷を負う以前の状態に戻したり、人間の死や視力などの五感さえも「なかったこと」にできる(因果律に関与するスキルのため、自身の死に対しては自動で能力が発動し、球磨川は死にたくても死ねない状態にある)。安心院から借りた能力「手のひら孵し(ハンドレットガントレット)」を独自に改造して生まれた過負荷であり、手に入れて間もない能力であるために細かなコントロールは利かない。そのため、一度「なかったこと」にした事柄をさらに「なかったこと」にすることや、過負荷や異常などのスキルを完全になかったことにはできない。生徒会戦挙会計戦後に「却本作り」と引き換えに、元となる「手のひら孵し」を安心院に返却したため、使用不能になる。
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劣化大嘘憑き(マイナスオールフィクション)
球磨川の心の中に残留していた「『手のひら孵し』を改造するためのパーツ」を寄せ集め、適当にでっち上げた新たな「大嘘憑き」。裸エプロン同盟結成を阻止しようとする宗像との戦闘中に発現した。「手のひら孵し」を失っているために「大嘘憑き」ほどの脅威はなく、強い心のこもった行動や心に深く残った記憶などは「なかったこと」にできなくなっている。

安心大嘘憑き(エイプリルフィクション)
獅子目言彦に敗れた安心院から遺産として「手のひら孵し」と「実力勝負(アンスキルド)」を受け取り、それらをすべて「劣化大嘘憑き」に合成し、新たに生まれたスキル。「大嘘憑き」と同様、すべてを「なかったこと」にするスキルだが、「なかったこと」にした対象が3分で元に戻る。その性能から、主に駆け引きに利用される。このスキルを合成した後は、今まで使用していた螺子はすべて、先端が潰れた螺子へと変わっている。

虚数大嘘憑き(ノンフィクション)
「不知火知不編」での「命拾い」の際に紆余曲折あって自身のスキルを改造され、手に入れたスキル。「なかったことにした」ことをさらに「なかったこと」にできる。過去に大嘘憑き(オールフィクション)で「なかったこと」にしたことも「なかったこと」にできる、取り返しがきくスキルになった。

却本作り(ブックメーカー)
球磨川が生まれ持つ本来の過負荷。通称「禁断(はじまり)の過負荷」。-螺子で貫いた相手の肉体・精神・技術・頭脳・才能の全てのレベルを球磨川と同じ弱さにまで引き下げる。球磨川の「一緒にどこまでも堕ちていきたい」という願望を投射していると思われる。この性能から強さ(プラス)を弱さ(マイナス)にする過負荷といわれる。あくまで心を折る過負荷であり、「他人をマイナスにする螺子」というイメージを周囲に押し付けているだけであるため、-螺子で貫かれても肉体へのダメージは無い。球磨川と同じレベルまで下げられるという特性上、封印としても用いることが可能で、全能の安心院に唯一効果があるスキルとされており、3年前に彼女をこの能力と大嘘憑きで封印している。対象を絶対的に弱くするのではなく、あくまで「球磨川と同じレベルに引き下げる」と言う能力の性質上、球磨川が幸せになればなるほどその効力は弱まる。この過負荷を受けた者は、髪の毛が白髪になる。

カーズ‐『ジョジョの奇妙な冒険』


「柱の男」のリーダー格。柱の男達の中では最も知能が高く、「究極生命体(アルティメット・シイング)」となることを望み、「石仮面」を作り出した天才(究極生命体となった時点ではIQ400)。身体から生やす刃を煌めせる光の流法「輝彩滑刀(きさいかっとう)」を武器として用いる。刃が光るからくりは、刃の表面をチェーンソーのように走る無数のキバ状の突起が不規則に起こす乱反射によるもので、金属も容易に切断する切れ味を持つ。刃は腕以外にも足などからも生やせる。
弱点なき究極の生命体の追求を信念としている。およそ12,000年前、同族の面々から思想を危険視され、彼らを返り討ちにして滅ぼした。そして、自分の思想に共感したエシディシと、当時は生まれたばかりで事情を知らないワムウとサンタナを引き連れ、旅に出た。究極生命体になるための研究の過程で「エイジャの赤石」の力を発見し、石仮面の完成に必要な「スーパーエイジャ」の所在を突き止めるが、その後は休眠期に入ったために柱の中で眠りについていた。自らの目的を果たすことは絶対のもので手段は選ばず、ワムウに倣うと見せかけた欺瞞的な戦法や両親をも含む殺戮にも罪悪感はほとんど持たない。一方、戦士としてのワムウの姿を讃えて尊重し、その純粋さに心を傷めたり、エシディシに対しての強い仲間意識を覗かせるなど、彼らへの心情は一貫して手厚い。子犬を轢きそうな自動車のハンドルと運転者の腕を斬る、谷の底に咲く花の上に落ちることを避ける、女との戦いは好まないと告げるなどの反面、「究極生物」となった直後には自らの能力で生み出したリスに近寄ってきた別のリスを喰い殺させたり、そのリスにさらにシュトロハイム隊を襲撃させたりするといった行動性の不一致を見せる。
スイスでの決闘でリサリサを騙し討ちすることで、ついに赤石を手に入れる。その後はジョセフの策に嵌るが、直後に自らに止めを刺そうとしたシュトロハイム隊の攻撃を利用し、赤石と石仮面の力で究極生命体になる。太陽光や波紋を克服すると共にあらゆる生物の能力を体現できるまでになり、ジョセフの数百倍もの強さの「波紋」を練るまでに至った。エシディシとワムウが倒されたことへの復讐、及び自分のけじめのためにジョセフを自分の手で殺そうとした結果、ジョセフによってイタリアのヴォルガノ島まで誘導されて溶岩の中に落とされるも、究極生命体の能力を活用して脱出。ジョセフの左腕を切断し、彼とシュトロハイムを死の絶望に追いやった。

大魔王ケストラー‐『ハーメルンのバイオリン弾き』

太古の昔に天使との戦いに敗れ、「パンドラの箱」に封印されていた魔族の王。パンドラの夫でありハーメルとサイザーの父でもある。口癖は「こざかしい」。二本の角を持つ長い巻き髪の男性で、顔はハーメルによく似ているらしい。名前の由来はオーケストラのもじり(王、ケストラー)。
封印の綻びに乗じ魂と肉体のごく一部を開放し、人間の姿を借りてパンドラと出会う。数年の間よき夫として暮らしたのち、ハーメル・サイザーを彼女との間に設けた後に本性を現した。パンドラによって一度は箱の中の多くの魔族と共に復活するが、直後に再び封印される。パンドラと結ばれ子供を作ったのも自らの糧となる聖杯を増やすためと豪語し、魔王の血と聖女の血を掛け合わせて出来上がった血の味を欲したからに過ぎなかった。また、封印される際に外に出ていた部下に、天使の特徴を持つサイザーを拉致させて魔族の特徴を持つハーメルをパンドラの下に残す事で、聖杯を極上の味にするための悲劇と成長を演出した。
性格は卑怯で傲慢で極めて自己中心的、冷酷無比なサディスト。人間の情を理解した上で徹底的に弄んで踏み躙るのを好む。永遠の命を持ち、自分以外の存在は魔族ですらただの駒、もしくは餌としか考えておらず、「おまえはパンを食べるのに麦の数をいちいち調べて食べるのか?」とハーメルに言い放っている。魔族創世の歴史は不明だがケストラーは他の魔族の魔力の供給源となっており、彼がいなければ寿命が来てしまうため魔族は誰も逆らえない。魔族などどうなってもいいと思っており、「自分一人だけが生き残ればいい」と考えている。
後に鍵を伴わない「何でも切れる剣」によって復活するも、正規の方法でないがため体の大部分を消失(その状態でも魔界軍王やオーボウを退け、戦闘能力はベース以上ともいわれるハープ・シコードをもまばたき一つで消滅させる強さを持つ)、配下に命じ聖杯たる器の魔族・人間を拠り集め、その血を吸収することで徐々に肉体を取り戻し、最終的には完全復活を遂げた。その気になれば人類を一晩で滅ぼせる圧倒的な力の持ち主で、特別な技や魔法などは存在せず、殴るなどの行為や魔力を放出するだけだが、それだけで十分すぎるほどの破壊力を持つ。

後藤‐『寄生獣』

田村玲子が作り上げたパラサイト集合体。本作におけるラストボス的な存在。
通常は人間1人の身体に1匹のパラサイトが宿るのに対し、彼の場合は肉体全体に5匹のパラサイトが宿り、後にミギーを含め一時6匹となった(物語の序盤から複数のパラサイトが同居することでより強靭になることが明かされている)。
5匹のうち1匹が通常のパラサイト同様頭部に寄生しており、それぞれの寄生部位から複数の触手を同時展開し、自由に変形させる事が出来る。その際、頭部は全身の制御に専念しなければならないため、自らが変形・攻撃等をしている余裕は無い。「後藤」というのは、その統率者としての1匹のパラサイトを指す場合もあり、これは別の統率者である「三木」と頭部役を交代することもある。統率性能が低い三木とは違い、非常に高い統率性能を持ち、敵であったミギーすらも肉片として取り込み、統率している。
初登場時は顔を変えて、暴力団事務所に白昼堂々玄関から侵入。暴力団員の殺戮を始めてからの自分の受けた攻撃をカウント、掃討後に通行人と即座に入れ替わり逃走するという実験的殺戮を行うなど、戦闘的な「演習」も行っている。
頭部として全身の寄生生物を統率できるのは「後藤」と「三木」の2匹で、自身以外の4匹を完全に統率できるのは後藤だけである。これについて後藤自身は三木との交代時に「できるようになったのはつい最近」と述べており、非常に難しい行為のようである。また、「体の操縦」の訓練のためにショパンのピアノ曲を弾いている場面もある。
母体である人体の大半がパラサイトに置き換わっているために、かなりの自由度で肉体の変形が可能。体はパラサイトの鎧(プロテクター)で守られており、対向走行しているトラック同士の交差による激突の衝撃にも耐え、ショットガンの直撃を複数受けるなどしても基本的にダメージを受けない。ただし真正面から銃撃を受けるのは危険だとも考えており、基本的には「角度」を利用して弾き返している。
極めて高い戦闘能力を有しており、市役所戦では前述の防御力に加えて廊下や壁を利用したバウンドするボールのような高速移動や、全身に浴びた散弾銃の弾を腕に集めて遠心力をかける事で撃ち返す技術を用い、自衛隊の一部隊を単身で壊滅状態に追いやった。

ゾット‐『ベルセルク』

使徒の中でもズバ抜けた戦闘狂で、強者との戦いに最上の喜びを見出す。300年に渡り闘争と殺戮の日々を続け、死んだと噂される度に他の戦場に姿を現すことから、「不死の(ノスフェラトゥ)ゾッド」と異名が付き、傭兵の間では軍神とされている。人間形態は極めて頑健な体格をした巨漢で、身幅が広く刃身の厚い太刀や戦斧を好んで使用する。使徒形態は牡牛の後肢と角、獅子の頭部と前肢、蝙蝠型の翼での飛行能力も備え、全身獣毛に覆われた大きく長い尾を持つ黒い巨獣という姿である。使徒の中でも屈指のパワーとタフさを誇り、腕を切り落とされても短時間で接合出来、1人で傭兵300人を殲滅する戦闘能力を持つ。髑髏の騎士とは互いに宿敵(とも)と認め合う。同種、同胞であろうとも行為や目的から逸脱、私利私欲に走る者には容赦無い制裁を加える。
ある城攻めにおいて鷹の団と交戦、ガッツとグリフィスにより深手を負いながらも圧倒するが、グリフィスが所持していた「覇王の卵」を発見したことで得心し、ガッツに死の予言を残し飛び去る。その後、逆賊として黒犬騎士団に追走されていた鷹の団の混戦に乱入、「降魔の儀(ゾッド曰く「乱痴気騒ぎ」)」には「興味無い」と参加せず外で待機。元は2本で1対の角を持っていたが、戦場跡で殺戮の追憶の中「光の鷹」に左の角を切り落とされて消失、以来、右の角が肥大化して一本角になる。ゴッドハンドの忠実な使徒であり、グリフィスの受肉に逸早く駆けつけ、「鷹」の敵対者を殲滅すべく活動している。
強者を求めて各地を放浪していたが、自分と同じ使徒を相手に戦っても満足を得られないらしい。髑髏の騎士やガッツを相手に嬉々として戦い、特に髑髏の騎士は終生のライバルとして認めている。

ギルガメッシュ‐『Fate/stay night』

超合金 アーチャー
– 血液型:不明 / イメージカラー:金 / 属性:混沌・善
– パラメータ:筋力:B / 耐久:C / 敏捷:C / 魔力:B / 幸運:A / 宝具:EX
– スキル:対魔力:E / 単独行動:A+ / 黄金率:A / カリスマ:A+ / 神性:B(A+)
黄金色の魂を持つ、存在するはずのない8人目のサーヴァントで、正体が判明していない序盤では黄金のサーヴァントと仮称された。前回の聖杯戦争での「アーチャー」であり、いかなる手段によってか、そのまま現界し続けていた。一人称は”我(オレ)”。前回の聖杯戦争の折、セイバーを我が物にしようとして拒絶されているが、諦めていない。

「王」を自称し、この世の全ては自分の所有物だと言って憚らないその言動は、まさに傍若無人の一言につきる。本来なら英霊1人につき多くて数個という宝具を無数に所有しており、それらを雨あられと射出するスタイルで戦う。ただでさえ一撃必殺の威力と厄介な効果を持つ宝具が無数に襲い掛かってくるため、その攻撃力は強力無比であり、サーヴァント5体以上の破壊効率を発揮して「戦闘」ではなく「戦争」で敵を圧倒する。
古代メソポタミアのギルガメシュ叙事詩など多くの神話で、人類最古の英雄王として収められており、10年前の聖杯戦争では言峰綺礼と組んで戦った。その最終局面において聖杯の「中身」を浴びてしまうが、圧倒的な魂の強さを持つ彼は、本来なら汚染されて自我を失ってしまうというその強力な呪詛を逆に「飲み干す」ことにより受肉、現界し続けるための肉体を手に入れている。
彼自身の宝具として扱われる物は2つのみだが、かつて世界が1つであった時、世界の全てを手に入れた彼は、後の世に伝わる宝具の元になった「宝具の原典」を全て自分の宝物庫のなかに保管しており、それらを自身の宝具「王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)」を通して空間から自由に取り出して扱うことができる。また、彼が「乖離剣エア」と呼ぶ無銘の剣の宝具によるEXランクの一撃「天地乖離す開闢の星(エヌマ・エリシュ)」は空間を切断し、セイバーの「約束された勝利の剣(エクスカリバー)」と衝突した際は相殺されながらもこれを凌ぐ威力を見せた。
好んで使う対神宝具「天の鎖(エルキドゥ)」をはじめ、全ての宝具の原型を有することから、ほぼ全ての英雄の弱点に付け入ることができる。また、最強の剣をも有するためにサーヴァント中最強の存在であり、油断や慢心が足を引っ張ることさえなければ敵無しとされている。

レミリア・スカーレット‐『東方紅魔郷?』

東方Project 永遠に紅い幼き月 レミリア・スカーレット フィギュア 神槍ver.
紅魔館の主人で吸血鬼のお嬢様。幻想郷が紅い霧で覆われた「紅霧異変」を起こした張本人。
500年以上生きている。姿はまるで十にも満たない幼児のようだが、背中に大きな蝙蝠の翼を持つため、シルエットは大きい。威厳や体面を重視しており、自らを「誇り高き貴族」と呼んだこともある[24]が、性格は見た目通りの子供で非常にわがままである。
少食で、人から多量の血が吸えない。また、吸い切れない血液をこぼして服を真っ赤に染めるため「スカーレットデビル(紅い悪魔)」と呼ばれている。
ツェペシュの末裔を名乗っているらしく、スペルカードにも彼の名を冠した物があるが、実際の血縁関係にはない。
彼女は「日光に当たると気化してしまう」という設定があり、『紅魔郷』で幻想郷を霧で覆ったのは日光を隠すためだった。『紅魔郷』以外の作品でもこの設定は活かされており、『萃夢想』と『緋想天』ではレミリアを自機もしくは敵として選択した状態で昼の屋外のステージを選択すると、強制的に夜もしくは屋内のステージに変更されてしまう(『非想天則』では特定の条件で屋外を選択可)。ただし、『求聞史紀』のレミリアの解説にも「昼でもよく見かける吸血鬼」との記述があるように、『紅魔郷』のエンディングや『三月精』第1部第0話などでは自身で日傘を差して昼間に出歩いている姿が見られる。
彼女は「運命を操る程度の能力」を持つ。この能力は、『求聞史紀』での稗田阿求によれば、彼女のそばにいる者が数奇な運命を辿るようになる能力らしいが、目で見て効果が分かるようなものではないという。『文花帖(書籍)』では妹のフランドールが、レミリアの能力は将来の出来事が判るというものらしいと語ったが、それは「あいつ(レミリア)の口癖」であって判る振りをしているだけだとも言っている。作中ではこの能力を反映した技などは使用していない。

まとめ

作中で圧倒的な力を発揮する
キャラクターを紹介しました。


主人公が乗り越えるべき障害として
強いキャラに立ち向かう時
その困難が難しければ難しいほど
読者はどのように


そのキャラを乗り越えるのかを
楽しみに待っています。

また、強い力を持っているキャラは
しばしば主人公を上回る人気や影響力を
持つキャラクターとして存在しているものも
多数います。


それだけ読者の記憶に残るような
敵やボスキャラを研究することで
魅力的なキャラクターの創造にも役立ちそうです。


また、物語の主人公の側でも様々な能力をもった、
魅力的なキャラもたくさんいます。


こちらの記事では、特殊能力&異能力を持つ
主人公の能力をまとめて紹介しています。


特殊能力&異能力を持つ主人公の能力をざっくりとまとめて一覧にしてみました

主人公の側の能力もチェックしておくと
創作のアイデアに役立ちますよ。


キャラクター創作の参考にしてみてください☆


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