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超人的な能力や才能を持った主人公が
非凡な環境じゃなく、
平凡な状況に
置かれることによって生まれる
ストーリーパターンです。
1:主人公は特別な才能、超人的な力を持つ英雄や天才
2:主人公が平凡で普通の状況・環境に置かれことになる
3:主人公は特別であるがゆえに、
周囲に理解されずまた問題などが起きる
4:主人公は誤解され辛い気持ちを感じるが、
それでも大義や社会のために努力していく
◆特別なキャラが平凡な環境に適応できないギャップに
ストーリーが生まれる
◆超常の力を持つ人物でも
普通の人と同じような悩みや感情を
持っているとわかり、
読者に共感や親しみを感じてもらえる
普通のキャラが異常な状況に
置かれるパターンの逆のストーリーです。
普通の人が
普通の環境に置かれても面白くないし
超人的な人が
非凡な状況で活躍するのも、
ある意味セオリー通りで普通のことです。
しかし、
そんな超人である天才・英雄が
普通の平凡な環境に置かれることにより
周囲から浮き上がったり、
適応できなくて苦しむことが
あります。
そこにドラマが生まれるんですね。
超人的な主人公にとって
『特別』な存在でいることは
辛いことでもあるんです。
そして、だいたい問題が起きるのは、
周囲の人間の無理解や不安が原因です。
人間は
自分と明らかに違う存在には、
理解ができませんから
排除しようとしたり、
避けたりしようとします。
そんなリアクションをうけて
主人公は心理的に葛藤し悩みます。
そういう理解されなくて悩んでいる姿は
読者にとっては、
共感ポイントになります。
天才・英雄は自分と
全く違う存在ではなく、
同じように
悩んだり悲しんだりするんだと
思ってもらえるからです。
すると、超人的な主人公でも
親しみが出て
好きになるというストーリーの仕掛けです。
人間社会の大部分は平凡な環境ですから、
スーパーヒーローをどんな状況に置いたら
面白くなるかを考えると
面白いストーリーが生まれるかもしれませんね☆
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