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【漫画家】藤田和日郎流 漫画の描き方8つの極意

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今回は『うしおととら』
『からくりサーカス』『月光条例』など
数々の少年の心を
熱くさせてくれる名作を産み出した

漫画家の藤田和日郎先生の
漫画作品を創造する
秘訣をまとめてみました。

漫画情報誌の「コミッカーズ」の
藤田先生へのインタビューを
参考にさせてもらいました。

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Contents

面白い漫画の作り方

1:キャラクターがストーリーを創る

本当に面白いマンガというのは
キャラクターが物語を作っていく

少年マンガに限定していうと
まず登場キャラクターが
面白いということが
漫画の面白さでは大きな要素を占め、

キャラクターを創って
そのキャラを
動かすということが

一番パワーがでる
物語の作り方だそうです。

2:キャラクターを面白いシチュエーションに入れる

面白いキャラをこんな面白いシチュエーションに
叩き込まれたらどうなるんだろう?

この方法で発想していくと
否が応でも面白い物語に発展しやすい。

3:ストーリーの基本は人の心が変わるもの

「人の心が変わるもの」を基本
ストーリーを創ると上手くまとまる。

人の心が変わるものを描くメリットは
いい具合にクライマックスに持って行けて
ストーリーが収束すること。

藤田先生が若い時に
編集さんから言われたことで
今でも心に残っていることが
「人の心が動くことが、読者に感動をもたらす」
という言葉だそうです。

4:一番見たいシーンは何かを考える

一番見たいビジョン、シーンがあれば
それに向かってストーリーが流れ込んでいけるので
凄く勢いのあるいいマンガになる。

 

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漫画の創作力を上げる練習法

5:何が面白かったのか分析する

面白いエンターテイメント作品を見た時に
「自分はこの作品の何が面白かったんだろう?
何に惹かれたんだろう?」
を考えてみる。

その自分のアンテナに引っかかったものを
自分の作品に取り入れる。

6:面白いものを描く為には何だってする

世の中にある面白いものはすべて、
自分の漫画を面白くする
栄養素だと思ってるそうです。

駄作も見なきゃダメ、
その作品の何がダメだったのか考え、
自分ならこうするのにと
思うことが大切。

7:「好き」は「真似はいけない」の上

人のアイデアを真似するのが
嫌だと思う人も多いと思いますが、
「好き」は「真似してはダメ」の
上をいくもの。

このストーリー展開で
自分は感動したとしたら
自分のキャラクターで
その展開をやってみると
キャラクターが違うから
違う漫画になる。

 

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漫画家になれる一番の方法

8:ネームをたくさん描くと漫画家になれる

ネームを描くということは
プロレスラーでいう筋トレと同じ
基礎訓練のようなもの。

藤田先生は漫画家志望の人に
よく言うそうです。

「ネームを描いた量に比例して漫画家になれる」

 

まとめ

重要だと思うものを
ピックアップしてみました。

キャラクターがストーリーを創る

心が変わるものを描くことが物語の基本

ネームを描いた量に比例して漫画家になれる

などが心に残りました。

プロの現場で長年活躍されている
藤田先生ならではの
珠玉の創作アイデアですね。

藤田先生のマンガへの熱い情熱
本当に熱いです。

ストーリー創作に悩んでいる方の
参考になるかもと思い
シェアさせていただきました。

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