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9パターンで理解!キャラクターが能力・スキルを持っている『動機・理由』まとめ

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自分が持っている能力やスキルを生かして
物語上で活躍するキャタクター達がいます。
 
そのようなキャラの能力の種類は
それこそ千差万別に存在しています。
 
ではその能力を持っているキャラクターは
どのような理由や動機があって、
 
能力やスキルを手に入れることが
できたのでしょうか?
 
キャラクターや人物が能力を
体得できた理由や動機にも
いくつかのパターンに
分類することができます。
 
今回はキャラの能力やスキルを
体得することにあたっての
 
動機や理由を大まかに分類してみました。
 
キャラクターを創作する上でも
何かしらの能力や特殊スキルを
付与させたいと思うこともあるかと思います。
 
そうした創作するキャラに
能力を所有する動機や原因を与える
参考にもなるはずです。
 

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Contents

キャラが能力やスキルを所有する『動機・理由』の9パターン

1:やりたかったや好きなことパターン

キャラクターがやりたかったことや好きなことを
実践したり継続していったがゆえに
 
能力やスキルを体得できたというパターンです。
 
スポーツ競技のスキル全般や
芸術関係の能力を発揮する人物などに
多く見られるパターンですね。
 
単純に自らのやりたい、好きだからという
感情が土台にあるので
 
その能力やスキルを所有している理由も
納得しやすいパターンです。
 

2:不満や不便なことを解消したかったパターン

キャラクターが不便に感じていたり
不満に思っていることを解消するために
能力を磨いて身に付けたとうパターンです。
 
例えば、
 
幼い時にケンカが弱くて虐められていたから
強くなって虐められなくなるために
武道を始めたら凄く強くなったとかですね。
 
また、幼い時に貧乏で好きなものを
買ってもらえなかったから
お金持ちになって
 
好きなものを買える財力を
持つようになったという感じです。
 
不満を解消するために努力した結果、
能力やスキルが身についた
というパターンです。
 

3:憧れや尊敬する人を目指したパターン

キャラクターが尊敬したり憧れたりする人のように
なりたくて、
その人物を目標に頑張った結果
能力やスキルを体得できたというパターンです。
 
偉大な先人の偉業や作品になどに感動して
その分野にチャレンジするという人達も
このタイプです。
 
憧れれる対象の人の種類は
 
プロ作家、芸能人、モデル、英雄、
スポーツ選手、冒険家、宇宙飛行士
 
など、それこそ星の数ほど存在します。
 
「あの人のようになりたい!」
というモチベーションで
目標に向けて努力しているうちに
 
徐々に憧れの対象に近づいていきます。
 
そして結果的にその分野の
能力やスキルが身についていた
というパターンです。
 

4:とある出来事や経験から才能に気付いたパターン

はじめは自分で能力や才能が
あるとは思っていなくて、
 
ある経験や出来事によって
自分の能力に気づくというパターンです。
 
例えば、
 
他人から文章が上手いねと褒められて
文才に気付く
 
団体スポーツをしていてチームの力を
まとめて結果を出すのが
上手いことに気づき、
後に人をまとめたり組織したりする仕事で活躍する
 
話し下手だと思っていたけど、
知人からわかりやすく教えるのが上手だと言われ
自分のスピーチの才能を磨く
 
などですね。
 
一見なんのことはない一言や体験でも
そのキャラや人物にとっては
自分のスキルや能力の芽を発見する
重要な転換点になっていたりもします。
 
その能力を身につけようとする
人生の転換点で自分の才能に
気付くことができて
 
能力を磨き上げてきたという感じですね。
 

5:助けたい救いたい人がいたパターン

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キャラクターが救いたい人がいるために
その能力を体得したというパターンです。
 
例えば、
 
難病で苦しんでいる人達を助けたいために医者になった
 
祖国の貧困で苦しんでいる人を救うために
銀行や会社を作った
 
夢半ばで亡くなった親の無念を晴らすため家業の跡を継いだ
 
魔王に捕らわれた姫を救うために冒険者になった
 
などです。
 
このタイプのキャラは
救いたい人物や対象のために
必要なスキルや能力を
 
修得してきたという動機が
根底にあります。
 
助けたい救いたいという気持ちが
スキルや能力を持つに至った
原動力になっています。
 
 

6:決まった環境や状況だったパターン

キャラにとって、はじめから
その能力やスキルを持つことが
 
当たり前、当然とされる
環境や状況だったというパターンです。
 
例えば、
 
ある家元の二代目を継ぐことが生まれた時から決まっている
 
奴隷の剣闘士として生き残るために強くならなければならなかった
 
仕事で使う能力を習得するように上司から命令された
 
などです。
 
そのキャラクターがいる環境や状況で
スキルや能力を磨くことをとを
コツコツを続けていった結果、
 
能力が身についていたというものですね。
 

7:もともと才能があったパターン

キャラクターにはじめから
その能力やスキルに関して
特別な才能を持っていた
というパターンです。
 
一種の天才タイプですね。
 
例えば、
 
幼少時から作曲する才能があった
 
走ることが異常に速かった
 
一度見たものは忘れない脅威の記憶力を持つ
 
などです。
 
このタイプのキャラは周りの人が
生まれながらの素質を見抜いて
その才能を伸ばした結果
 
そのスキルや能力を持っていることが多いです。
 
ある一方の才能が特出しているがゆえに
自他ともにそのキャラの能力を生かす道が
分かりやすいというメリットがあります。
 

8:ある日突然に能力に目覚めたパターン

ある日を境に急に能力やスキルに
目覚めたというパターンです。
 
例えば、
 
ある日目覚めると急に超能力が
使えるようになっていた
 
祖先に入っていたと言い伝えれれてきた
妖怪の血が突然覚醒して
妖の力が使えるようになった
 
などです。
 
急に人生が変化して能力を持つようになった
という運命のキャラが多いです。
 
自分の意志とは関係なく、
急に能力を発揮できてしまうわけですから
当人の驚きや戸惑いは相当なものでしょうね。
 
どのように、自らの人生に起こった変化を
受け止めたのかというところが
そのキャラクターにより
様々な理由が存在しそうです。
 

9:他から能力を与えられたパターン

はじめはその能力やスキルを
持っていなかったけど
他や外部から能力を与えられた
というパターンです。
 
ある人が死ぬ時にその志を受け継ぎ、
その人から能力も受け継いだ
 
異形の存在との合体により、
特殊な能力を手に入れた
 
悪の組織を倒すことを条件に
変身する能力を授かる
 
などです。
 
自分から努力して能力を獲得したというより
他や外部からある条件や契約などの
代償を払い
 
能力を身につけたということが
多いパターンですね。
 

まとめ

キャラクターが能力やスキルを修得した
動機や理由のパターンを見てみました。
 
キャラクターを創作する上で、
そのキャラの個性として
大きな要素を占めているものの
ひとつとして
 
どのような能力やスキルを
持っているのかということがあります。
 
その能力やスキルを持つに至った
理由や動機などをしっかりと
設定しておくことで
 
そのキャラクターの個性が
よりハッキリとわかってきます。
 
またこのキャラクターの能力を持った
理由や動機の分類から
『逆算して発想』してみるのも
個性的なキャラクター創作に役立ちます。
 
パターン別の動機や理由から
どのような面白いキャラが
生み出せそうかと考えてみるのも
 
面白いキャラ創作の発想の
とっかかりの一つとなりますよ。
 
そして、自分が作ったキャラクターは
どのパターンのタイプなのかを当てはめてみて
深く分析してみることでも
 
作ったキャラの意外な一面が
理解できたりもします。
 
キャラクターの動機を
しっかりと作者が理解できていることで
格段に物語上で動かしやすくなります。
 
是非、キャラクターの能力や動機を作る
参考にしてみてください☆

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