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【ネタの整理テクニック】ストーリーをまとめられない人の為のアイデア整理13の方法

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漫画で短編や読み切りの話を、
 
いざ作ろうとしても
アイデアやネタが様々に思いつき
 
どのように整理して
ストーリーの形に
していっていいのか
 
悩んでいる人もいると思います。
 
そこであなたが思いついた
物語のアイデアを
整理する方法をお伝えします。
 

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Contents

ストーリーのネタを整理する13の方法

1:何を一番見せたいのかを決めて整理する

話のネタストーリーを纏めるには
まずは『何を一番に見せたいのか』
を決めるところから始まります。
 
テーマといもいいます。
 
テーマとは作者がこの物語を通して
 
「こういうことを伝えたい!」
 
というものです。
 
例えば、「弱い主人公が勇気を出して敵を倒す」
 
とか、
 
「平凡な主人公が努力して夢を叶える素晴らしさ」
 
みたいなものです。
 
要するに、
 
「これを描いてみたーい!」と
情熱持てるものを決めるんです。
 
物語を作りはじめの初心者で
案外多い傾向性の一つが
 
自分が何を伝えたいのか
 
とか
 
何をやりたいのか
 
ということを具体的に
言葉にすることが
苦手だということがあります。
 
だから他人でも
物語のテーマがわかるように
伝えたいことを
 
具体的な短い言葉にしてみることです。
 
そしてそのテーマを物語作りの
中心軸に定めます。
 
この軸を中心に
テーマに合っている
アイデアやネタなのかを
チェックしていくと
 
ネタを整理できる見方が一つできます。
 
テーマに合っていない
ネタやアイデアなどは
今回作ろうとしている物語には
不要なので除外しておきます。
 
除外したアイデアは
次の物語作品に使える機会が
あるかもしれませんので
 
別に取っておくといいかもしれません。
 

2:主人公キャラクターで整理する

主人公は物語のテーマと
合っているかどうかは大切です。
 
物語のテーマと主人公の存在は
密接に関係しています。
 
主人公は物語のテーマを
そのキャラの個性や行動を通して
読者に示していく存在です。
 
だからテーマと主人公の
方向性が一致していないと
物語はバラバラなものに
なってしまいます。
 
この主人公キャラとテーマを一致させた上で
ネタやアイデアを整理してみます。
 
テーマを体現している主人公に
ふさわしいエピソードや
ネタなのかどうかということです。
 
そうするとネタをカットするかどうか、
 
不要か必要かの基準ができます。
 

3:ネタに点数をつける

次はネタを絞って整理する方法です。
 
まずは思いつく限りのネタや
エピソードをすべて書き出します。
 
100や200でも構いません。
 
頭の中が空っぽになるくらい
思いつく限りアイデアを
出してみます。
 
そして一つ一つのアイデアやネタに
2つの基準で点数を付けてみます。
 
1つ目の基準は、
 
このネタは物語のテーマに合っているのかどうか
 
2つ目の基準は、
 
自分が面白いと思うネタや好きなネタかどうか
 
この2つです。
 
両方の基準の点数が
高いものは物語に入れます。
 
テーマに合ってる点数だけが
高いものも
物語に入れる可能生が
あるものです。
 
そしてテーマに合ってはなくて
自分が面白いネタは
 
また他の創作の機会にとっておきます。
 
どちらの点数も低いネタはカットする。
 
このように4通りに分類してみます。
 
具体的にネタを点数化してみることで
 
客観的に物語に入れるべき
ネタがどうかが
判断できるようになります。
 

4:はじめから完璧なストーリーを作ろうとしない

物語で描きたいものやネタが
たくさんあるんだけど
 
話作りで詰まってしまうという人は、
 
いきなり完璧な話を作ろうと
しすぎているのかもしれません。
 
そういう人は、
 
まずは不完全だけど
一応は話の形を作ってみました
 
というスタンスが
いいのかもしれません。
 
その仮の物語を土台やたたき台にして
 
もう一度物語を練り直すほうが
よりベターな物語が作りやすくなります。
 
物語のプロットや
漫画のネームなども
 
仮に作ったものを元にして
もう一度そこから作り込むと
クオリティがアップします。
 

5:時間をおいて見直す

物語のアイデアの整理のコツとして
 
『時間を置いて見直してみる』
 
ということがあります。
 
すると、
 
無駄なところや
 
新しいネタた必要なところや
 
説明が不足しているところなど
 
改善するポイントが
客観的に見えてくることがあります。
 
時間をおいて見直すことも、
アイデアを整理する
コツの一つです。
 

6:描きたい絵、描きたいシーンからまとめる

その物語の中であなたが一番描きたい
シーンや絵は何ですか?
 
「どうしても、このシチュエーションを描きたい」
 
「このキャラのこの表情や心情を描きたい」
 
「魔物を必殺技で倒しているこの絵を表現したい」
 
「好きな人を救い出すヒーローのこのアクションを描きたい」
 
などの一つの描きたい絵や
シーンを基点に定めて
他のネタを決めていきます。
 
決めたシーンや絵に
合っているネタは残し、
 
繋がらないネタやアイデアなら
今回は使わないという判断です。
 
一番描きたいビジョンから
ストーリーを決めていく利点は
 
その絵やシーンに向かって
ストーリーの展開が
流れていけるので
 
すごく勢いのよい物語が
作れることにあります。
 
これが描きたいという
モチベーションが
 
物語作りを強力に
引っ張ってくれる効果があります。
 

7:すべてのアイデアを入れようとしない

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話作りでお気に切りのネタやアイデアを
すべて入れようとすると
 
一つのストーリーに
纏まりづらくなってしまいます。
 
一つの物語に詰め込み
すぎようとすると
 
チグハクなものになったり、
話の流れが変わって
しまったりして
 
混乱のもとになります。
 
話作りでネタの整理が
できないときは
 
もしかして詰め込みすぎ
なのではないかと
チェックしてみると
いいと思います。
 

8:1つ1つのシーン、セリフの役割を考えてみる

1つのセリフごとに
 
「このセリフによって読み手に
どのような情報を伝えたいのか?」
 
また1つのシーンでも
 
「このシーンで読者に
伝えたい情報は何なのか?」
 
それをを作り手が
自問するようにすると
ネタの整理に効果的です。
 
すると不要なセリフや
意味が曖昧なシーンが
見えてきます。
 
伝えたい情報が
被っていたりしたなら、
 
片方はカットしたり、
 
融合させて一つに纏める
といったことで
 
物語をスッキリわかりやすく
整理できます。
 

9:誰が何をするストーリーなのか?

話を作っているうちに、
 
本来目指していたものから
変節してしまったり、
 
改善していうちに話の本質が
わからなくなってしまう
ことがあります。
 
そんな時に立ち返る
チェックポイントがあります。
 
それはそもそも
 
『誰が何をするストーリーなのか』
 
を思いだすことです。
 
すると、新たにネタを入れて
改善したり、
修正したりするときに
 
話の中心軸がブレなくなります。
 

10:何が面白くて物語を作ろうとしたのか?

修正やネタの付け足しなどを
繰り返すしているうちに
 
はじめに思っていた
 
「何が面白くて作ろうとしたか」
 
を見失ってしまうことがあります。
 
直しや修正を繰り返す過程で
面白く感じないものに
物語が変化してしまっているんですね。
 
そんな時に気をつけたいのが
 
『何が面白くて物語を作ろうとしたのか』
 
です。
 
多くの人は物語を作ろうとした
瞬間の動機に
 
「このネタやアイデア、面白そう!」
 
というものがあったと思います。
 
この何が面白いを思ったかを
思い出すことです。
 
そうすると修正やネタの整理の時に
 
はじめに感じた
面白いポイントを最大限に
活かすにはどうすれば
いいんだろう
 
と考えて判断ができます。
 
このことも効果的な
チェックポイントになります。
 

11:プロットとネームで作業の役割を決めておく

物語のプロットと
ネーム作業の役割を
決めておく方法です。
 
プロットは、
 
ストーリーの骨格や基本の流れを決める作業。
 
ネームは、
 
セリフの位置や構図やコマ割りや
話のテンポを決める作業。
 
このように役割を明確に分けることで
話作りがスムーズにいく人もいます。
 
やるべき作業を限定することで
集中すべきことが絞られるので
楽に作業が進む人もいます。
 
だからこの方法を試してみる価値はあります。
 
ネームとプロットの役割を
明確に分けずに
融合したようなやり方で
話を創るほうが得意な人もいます。
 
だから人それぞれです。
 
でも話作りで
ネタやアイデアを整理できず
混乱してしまうなら
 
明確に作業を分けて考えると
ブレイクスルーするかもしれません。
 

12:子供が見ても理解できるだろうか?

ネタやアイデアが
他人が見てわかるかどうかで
判断します。
 
他人といっても物語を見てくれる人は
そのアイデアやネタに理解力が
高い人とは限りません。
 
むしろ理解力が低い人でも
わかるだろうかの視点が
大切になります。
 
具体的には子供が読んでも
 
わかってくれる説明の仕方、
表現、シーンだろうか
 
というチェックポイントで
物語を見直してみます。
 
子供には難しいことはわかりません。
 
説明不足や、独りよがりな表現、
難しい言葉などがあったら
 
わかりやすいように修正します。
 

13:『伝えたいこと』が物語の中で伝えきれているか?

作者の作った裏設定などを
きちんと説明せず、
 
そのネタを物語に入れてしまっている
場合があります。
 
キチンとその物語の中で
伝えたいことがわかるように
作ってあるか
チェックしてみます。
 
伝えたいことが作品内に
提示してある情報で
理解させることができてないなら、
 
物語の中で伝わるように
問題の箇所を探します。
 
そして、ネタを修正したり
与える情報を補強したりします。
 
作り手側は物語の全体像が
わかっている前提で
物語を作ってしまうことが多いので
 
この齟齬が発生しやすいんですね。
 
オススメは、本当に第三者に
客観的に見てもらって、
 
わからないところが
あったかなどの意見を聞いて
フィードバックをもらうことです。
 
そうすると、自分では気づきにくい
不明瞭なポイントがわかってきます。
 

まとめ

ストーリーを作る時の
ネタを整理するコツを見てみました。
 
話作りで悩んだり、
アイデアが纏められなくて
困っているなら
 
今回紹介したチェックポイントを通して、
見直しみてください。
 
様々な視点からストーリーを
眺めて見ることで、
何が問題なのかが
わかってくると思います。
 
ストーリー創作における
ネタやアイデアの整理の参考になれば幸いです☆

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